Zoom講義のコツ6選。参加者を飽きさせない話し方と進め方|授業レポ
目次

SNS戦略家・赤髪の広報担当:MARIです。
赤髪が主宰するSNS ACADEMYで、「Zoomで講義をする時の注意点」という授業を実施したので、レポートします。
「参加者がちゃんと聞いてくれているか、分からない…」
「つい一方的に話してしまう」
オンラインで講座や勉強会を開いたり、プレゼンするとき、こんな悩みを感じたことはありませんか?
私はあります。画面越しでは相手の反応がつかみにくく、話し方や進め方に迷うことが多々。
今回の授業では、海外のオンライン研修の専門家の考え方を紹介しながら、参加者を引き込むZoom講義の工夫を解説しました。
これからオンライン講座を開きたい方も、Zoomでのプレゼンに慣れてきた方も、試してみたくなるヒントが見つかるはず。
開始前の声かけから、資料の見せ方、時間管理、最後の挨拶まで。本記事はZoomの虎の巻。
ぜひ参考にしてみてください!
【この記事で分かること】
・海外のオンライン研修の専門家
・参加者を引き込むZoom講義の工夫6選
・赤髪が実践する、話し方・資料・時間管理のポイント
・講義をスムーズに進めるための便利なアイテム
この記事は、2026年10月14日noteに投稿したものです。
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① Zoomで講義をする時の注意点は?
赤髪:今日はちょっと趣向を変えて、海外の専門家の考え方をご紹介します。
海外には、オンライン研修やZoomイベントを専門にしているコンサルタントがいます。英語の資料を参照して、私たちが取り入れられそうな工夫をピックアップします。
❶開始前の時間を、参加する時間に変える

まずは、オンライン研修の設計・運営を支援するコンサルタント、シンディ・ハジェット(Cindy Huggett)さんの手法です。彼女が提案する工夫をご紹介します。
1.Zoomの「待ち時間」をなくす
例えば、午後7時から始まる講義でも、10分以上早く入室される方はいますよね。
その待機時間に、「何県から参加していますか?」「今日参加した目的は何ですか?」と、チャットで答えられる問いかけをしてみてください。
「開始時刻までお待ちください」で終わらせず、「まだ時間があるので、よかったら書いてくださいね」と促すことで、Zoomが始まるまでの時間をただの待ち時間ではなく「参加する時間」に変えることができます。
2.講義資料は「後から」配布する
もう一つの工夫は、講義で使った資料を後から配ることです。
「今日使った資料はこちらで配布していますので、お受け取りください」と、LINE公式への登録をご案内します。今日の資料を受け取ってもらう自然な流れを作れるので、とてもスムーズですよね。
❷カメラがオンでも、集中していると思わない

次にご紹介するのは、オンライン研修の専門家であるカッシー・ラボリー(Kassy LaBorie)さんのアドバイスです。彼女が伝えているのは、「画面に顔が映っている=集中している」と思い込まないこと。
1.「カメラオンの罠」に気をつける
画面がオンでも、実は別の作業をしている…なんてこと、私自身にも心当たりがあります(笑)。
逆に、カメラがオフでも、「出先なのでミュートですみません」と声をかけてくれたり、チャットで積極的に参加してくれたりする方もいますよね。
だからこそ、「顔が見えるから大丈夫」と安心するのではなく、途中でアンケートを取ったり、講義の最後に振り返りを入れるなどして、参加者の本当の反応を引き出し、次につなげることが大切です。
2.自分の見え方は「スマホ」で客観視する
もう一つ、彼女が推奨しているのが「別のスマホをパソコンの横に置き、自分の見え方を確認しながら話す」というテクニックです。
ただし、自分の映りを気にしすぎて、ずっと前髪を触っているようでは、見ている方の気が散ってしまいます。「見え方には気を配りつつ、気にしすぎない」というバランスも忘れないようにしたいですね。
❸参加者の回答と回答時間を予測する

コミュニケーションや場づくりを支援する「We and Me」の共同創業者、チャド・リトルフィールド(Chad Littlefield)さんの教えです。彼が伝えているのは、参加者に話してもらうこと、そして参加者の回答を予測しておくことの重要性です。
「この人に聞いたら、こう答えるだろう」「何分くらい話すだろう」というところまで、あらかじめシミュレーションしておくことが大切だと言います。
実は今回の授業にあたり、私も10人ほどの生徒さんに「Zoomでの勉強会やセミナーで困ったこと」を聞いてみました。
すると、一番多かったのが、「人に話を振ったら長くなりすぎて、他の人がしらけてしまった」というお悩みだったんです。
ご本人に悪気がない分、対応が難しいんですよね。逆に、呼びかけても返答がなくて困るパターンもあります。
こうした事態を防ぐためにも、参加者に話してもらうときは「誰に何を聞くか」「どんな答えが返ってきそうか」「どれくらい時間がかかりそうか」まで想定して準備をしておく。これが、場をスムーズにコントロールするカギになります。
❹「戻ってきたらこれを聞くよ」事前予告でワークを活性化

次は、イベント設計コンサルタントであり、Zoomイベントのプロデューサーでもあるロビー・サミュアルス(Robbie Samuels)さんのアドバイスです。彼のアドバイスは、とても実務的ですぐに使える内容ですよ。
Zoomには、参加者を少人数のグループに分ける「ブレイクアウトルーム」という機能がありますよね。
彼が提案しているのは、グループに分かれる前に「戻ってきたら、これを話してくださいね」とあらかじめ伝えておく、という工夫です。
例えば、「〇〇さん、メインルームに戻ってきたら、このテーマについて聞くからね」と、事前に声をかけておくんです。
戻ったあとに何を話すのかが明確になっていれば、参加者はゴールを意識して、より集中して話し合いに参加できますよね。誰もが次からすぐ取り入れられる、シンプルで効果的なテクニックだと思います。
❺講義を上達させたいなら、音声だけで聞き返す

次は、スタンフォード大学経営大学院講師のマット・エイブラハムズ(Matt Abrahams)さんのアドバイスです。
彼が提案しているのは、「Zoomでの講義を上達させたければ、終わった後に録音を聞いてみましょう」というもの。
声だけで聞いても、面白いと思える授業になっているか。声に抑揚があるか、話し方に変化があるかを客観的に確認するわけですね。
自分の講義を音声だけで聞き返すって、普段はあまりしないことだと思います。でもだからこそ気づけることが多いはず。Zoomでの話し方をもっと磨きたい方は、ぜひ一度試してみてください。
❻表情・声・身振りで、臨場感を伝える

最後は、行動研究者であり「Science of People」創設者のバネッサ・ヴァン・エドワーズ(Vanessa Van Edwards)さんのアドバイスです。
彼女が伝えているのは、「表情、声、身振りを思いきり使いましょう」ということ。自分の映りを気にしすぎる必要はありませんが、内容に合った服装や、「この話をするときはここに立とう」といった見せ方をあらかじめ準備しておくことが大切だと言います。
これには私も深く共感します。私も以前は、立ってライブ配信をすることがよくありました。
人にもよると思いますが、私自身や、当時私が監修していたアイドルの配信では、座っているより立った状態のほうが、視聴者さんに長くしっかり見てもらえていたんです。
座っていると腰の位置が固定されてしまいますが、立って話すと自然と体が動き、身振り手振りも大きくなりますよね。その動きがある方が、見ている側も飽きにくいのだと思います。
画面越しでも、どれだけ臨場感を伝えられるか。ぜひ、表情や声、身振りをフルに使って、伝わる話し方を意識してみてください。
② 赤髪がZoom講義で気をつけていること
赤髪:ここからは、私自身がZoomで気をつけていることをお話しします。
❶終了時間厳守
まず、終了時間を守ること。盛り上がったから延長するというのは、講師側の都合なんですよね。時間内で最大限盛り上げて、スパッと終わるのが一番いいわけです。
以前、銀行でセミナーをしたときに、「終了時間は1分たりとも過ぎないでください」と、強く言われたことがあります。参加者のみなさんにも、ご自身の仕事や予定がありますからね。
❷最初に、参加者が得られることを伝える
講義の最初に、ゴールを伝えましょう。
例えば、Threadsの講座で「今日はThreadsについて学びます」と言うだけでは、参加者にとっての魅力が伝わりにくいんです。
扱うテーマに加えて、それを学ぶことで、相手の仕事や人生に何を提供できるのかを伝える。参加者が自分のこととして受け取れるように、最初にゴールを設定してあげることが大切です。
❸映る範囲とカメラ目線を意識する
カメラに映る範囲は、できれば胸元くらいまで見せたいですね。
例えば、カフェで向かい合ってお茶をしているとき、相手の顔だけが目の前に見えることってないじゃないですか。テーブル越しに、上半身も見えていますよね。
Zoomでも、実際に向かい合ったときに見えるくらいの範囲を映すと、目の前にいるような距離感を出しやすいんです。
それから、カメラ目線。これが意外と難しいんですよね。
パソコンの画面を見ようとすると、目線がそちらに行ってしまいます。相手の顔を見ていても、カメラ目線にはならないんです。
ほんの数センチずれるだけでも、見え方が変わります。相手の顔も見たいので難しいのですが、カメラを見ることも意識したいですね。
❹自分が話しやすい資料を用意する
資料の用意の仕方は、人によります。自分が話しやすい形を選んでください。
例えば、1枚のスライドに一つのイラストだけを載せて、話に合わせて次々に切り替えていく方法があります。資料に動きをつけて、飽きさせない工夫ですね。
表情があまり動かない方は、こうした見せ方もいいと思います。逆に、表情が豊かな方なら、資料をあまり使わずに話す方法もあります。
ただ資料を読むだけにはしないこと。
画面に書いてあることは、参加者が自分で読む方が早いんです。例えば、経歴やタイトルが書いてあるなら、それをそのまま全部読み上げる必要はありません。
自分の表情や話し方も含めて、どんな資料が合うのかを考えてみてください。
❺アイテムを使って、進行をスムーズにする
これからオンラインで勉強会やセミナーを本格的にやりたい方におすすめの2つのアイテムをご紹介します。
一つ目は、プレゼンクリッカー。プレゼンリモコンとも呼ばれる、手元でスライドを進めたり戻したりできるアイテムです。
パソコンに触らなくても、手元のボタンで次の資料に進めます。立って話すときにも使いやすいですね。
もう一つは、タイムタイマーです。残り時間を、色の面積で確認できるタイマーです。
数字をしっかり読み取らなくても、ちらっと視界に入るだけで、感覚的に残り時間をつかめます。

参加者の声:Zoomで実践している工夫
授業の最後には、アカデミー生から、Zoomで印象に残ったことや、実践している工夫が共有されました。
アカデミー生H:赤髪さんとZoomでお話ししたとき、最後に深く頭を下げてくださるんです。会社を訪問したときに、エレベーターの扉が閉まるまでお辞儀をして見送ってくださるようなことを、Zoomでもされていて。相手への敬意が伝わるので、私もお客様とのZoomで取り入れたいと思いました。
赤髪:最後の印象って大事ですよね。私は、終了ボタンにカーソルを合わせてから頭を下げて、そのままボタンを押します。急にブチッと切れると、感じが悪くなってしまうので。親しくしている方には、「お見送りしますね」と言って、退出を待つこともあります。
アカデミー生K:自分が講師をするときは、有線LANを使っています。マイクや外付けカメラにも気を配りますね。台本は、見なくても話せるくらいまで準備して、内容にクイズを入れるなど、参加しやすくなる工夫もしています。
赤髪:クイズなど楽しめる要素を取り入れると、参加者が飽きずに学べますよね!
おわりに
私もZoomで講義をしてみて、顔を触る癖や、目線がつい資料に向いてしまうことに気づきました。操作に手こずる場面もあり、まだまだ課題があります。
実際にやってみて初めて気づけることもあるので、場数を踏むことが大切ですよね。
ブレイクアウトルームに分かれる前に、戻った後に誰に何を聞くか伝えておくなど、今回の授業はすぐに実践したい工夫ばかり。早速、タイムタイマーと外付けカメラをゲットしたいと思います!
この記事が、みなさんのオンライン講義やプレゼンの参考になればうれしいです。
以上、広報担当:MARIの授業レポでした!
執筆:MARI / ライター

元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外広報・社内広報・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。
🌹赤髪:SNS ACADEMY主宰🌹

SNS戦略家13年目。上場企業からフォロワー1,000万超のK-POPアイドルまで1,500社以上を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。世界を巡りSNS&AIの最新情報を発信中。
🏫SNS ACADEMYについて🏫
SNSを軸に、集客からビジネス構築までを学べるオンラインスクールとして2022年に設立。累計受講生826名。なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています。
今秋、SNS×AI×マーケティングのコミュニティ「GROWZ」開講予定。
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