LP制作費を大幅削減!ManusでWebサイトを作る実践法【講座レポ】
目次
5月2日、LINE公式の友だちに向けて、「Manusで簡単LP制作講座」を実施しました。
LPやWebサイトと聞くと、専門の制作会社に依頼するもの、というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
いまやAIの進化によって、その常識が大きく崩れはじめています。
今回は、日常的にAIを使ってLPや講座生向けWebサイトを制作・管理している赤髪が、実演を交えながらレクチャーしました。
本レポートでは、ManusとはどんなAIなのか、Webサイトを作る際のポイント、修正時の注意点まで講座の要点をまとめます。
サクッとWebサイトを作りたい方、外注費を削減したい方、自分の商品やサービスを分かりやすく届けたい方におすすめの内容です。
【この記事で分かること】
・ManusとはどんなAIなのか
・ManusとGensparkの違い
・ManusでLPやWebサイトを作る流れ
・ChatGPTでプロンプトを作る理由
・画像差し替えなど修正時の注意点
・Manusに関するよくある質問
この記事は、2026年5月29日noteに投稿したものです。
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はじめに|AIは売上につなげてこそ意味がある
みなさんは、これまでLPやWebサイト制作にいくらかけていましたか?
用途にもよりますが、だいたい100万円前後はかかるものと私は認識していました。そして、企業にいると稟議を通すのが鬼のように大変で、すぐに欲しいLPも稟議がなかなか下りず、ヤキモキするという経験を幾度もした覚えがあります。
ちなみに、外注する際の費用相場はこんな感じです。

想像通りではないでしょうか?
今回の講座の裏テーマは、AIの力でこれらの制作費を大幅に削減して、魅力的なサイトを作りましょう!というもの。
赤髪は講座の冒頭にこう言いました。
「世の中にたくさんのAIツールがありますが、AIを使って、売上が上がるのか。経費が削減できるのか。私はそこしか見ていません。売上につながらないと意味がない」
Manusはただ、Webサイトが作れるすごいAIではありません。ビジネスの成果につながるAIです。
それでは、講座本編のレポートに入っていきましょう。
①ManusってどんなAI?
赤髪:Manusとは、自立型エージェントです。
ChatGPTやGeminiのように、質問に答えるだけのAIではありません。こちらが「こういうLPを作りたい」「こういうWebサイトを作りたい」とゴールを伝えると、その目的に合わせて、調査、設計、画像作成、ページ制作まで進めてくれるAIです。
ここで覚えておいてほしいのが、会話型AIと自立型エージェントの違いです。
ChatGPTやGeminiは、会話型AIです。こちらが質問をすると、その質問に対して答えてくれます。たとえば、「LPの構成を考えて」「文章を整えて」「画像のアイデアを出して」とお願いすると、その場で回答してくれます。
一方で、ManusやGensparkは自立型エージェントです。
自立型エージェントとは、こちらがゴールを伝えると、そのゴールに向かって自分で考えて動いてくれるAIのことです。
たとえば、オペラの先生が「オンラインレッスンを販売するためのLPを作りたい」と伝えると、Manusは何から始めるべきかを自分で判断します。サービス内容の整理から始めることもあれば、サイトに必要な画像を作るところから始める場合もあります。
つまり、ManusやGensparkはただ答えを返すだけではなく、目的に合わせて作業そのものを進めてくれるAIです。だから私は、単なるAIツールというより、ビジネスの作業を一緒に進めてくれる制作パートナーのように見ています。
ManusとGensparkの違いは?
赤髪:2026年5月時点で、LP制作に使いやすいのはManusだと感じています。理由は3つあります。
❶作り始めるまでの流れがシンプル
Manusは、【ウェブサイトを作成】を選んでプロンプトを入力すれば、すぐに制作に入ってくれます。一方でGensparkは、【AIデベロッパー】や【フルスタック】を選ぶなど、最初の設定にステップが必要です。
❷公開のしやすさ
LPやWebサイトは、作っただけでは意味がありません。実際に人に見てもらえる状態にする必要があります。Webサイトを一般公開することを「デプロイ」と言いますが、Manusはこのデプロイがスムーズです。
Gensparkでも公開はできますが、ドメインや外部サービスの設定などが少し複雑になることがあります。Webに詳しくない方にとっては、ここが大きなハードルになります。
❸デザイン性が高い
Manusは、背景のぼかし、画像の使い方、ボタンの配置など、LPとして見やすいデザインに仕上がる確率が高いと感じています。もちろんGensparkが使えないわけではありません。実際に私も、講座生向けサイトや自分の公式サイト制作にGensparkを使ってきました。
ただ、これから初めてLPやWebサイトを作る方、できるだけ簡単に公開まで進めたい方には、Manusから触ってみるのをおすすめします。
💡MARI’s Research|知られざるManusの起源
Manusを生んだ中国のButterfly Effect社は、OpenAIがChatGPTを公開し、世界的なAIブームが起きる2ヶ月前の2022年に誕生しました。創業者のXiao Hongは中国国内の競争を避け、最初から北米、日本、韓国など世界市場を狙っていたとされています。
また、Manusの共同創業者でチーフサイエンティストを務めるJi Yichaoは1992年生まれ。高校時代にiPhone向けブラウザを開発した敏腕エンジニアです。
2023年には、AI支援ツール「Monica」をリリース。2024年にはByteDance社から約3,000万ドル、約45億円規模の買収提案を受けたものの、これを拒否したと報じられています。
そして同年10月、思考を実行につなげるAIとしてManusの開発が始まりました。名前の由来は、ラテン語の「Mens et Manus」。直訳すると「心と手」を意味し、考えるだけでなく、実際に行動まで移すAIという思想が込められています。
Manusは2025年3月6日、完全招待制のベータ版として公開されました。ローンチ時のデモ動画では、履歴書の選別や複雑な株式市場データ分析など、人なら数時間から数日かかる作業を自律的に短時間でこなす様子を披露。公開からわずか20時間で100万回以上再生され、AI業界に大きな衝撃を与えました。


②Manusでサイトを作ってみよう!失敗しないコツ
ChatGPTで指示文を作る
赤髪:Manusに指示を出す前に、まずChatGPTでプロンプトを作ってください。
たとえば、いきなりManusに「小学生向けに絆創膏の歴史や正しい使い方を解説するWebサイトを作りたい」と投げるのではなく、まずChatGPTにこう聞きます。
「小学生向けに絆創膏の歴史や正しい使い方を解説するWebサイトをManusで作りたいです。Manusに入力するためのプロンプトを丁寧に作ってください」
すると、ChatGPTが目的、ターゲット、ページ構成、デザインの方向性、入れるべき内容を整理したプロンプトを作ってくれます。
LPやWebサイト制作では、この一手間がとても大事です。
Manusは、こちらが伝えたゴールに向かって自分で動いてくれるAIです。だからこそ、最初に渡すプロンプトが曖昧だと、完成するページも曖昧になります。
逆に、プロンプトが具体的であれば、Manusはかなり精度の高いサイトを作ってくれます。
たとえば、
・誰に向けたページなのか
・何を伝えたいのか
・どんな商品やサービスなのか
・価格はいくらなのか
・申し込み先はどこなのか
・デザインは高級感なのか、親しみやすさなのか
・LINE公式や申込フォームのリンクを入れるのか
こうした情報を最初に整理しておくと、後からの修正が少なくなります。
本気で長く使うWebサイトを作るなら、ChatGPTが作ったプロンプトもそのまま使わず、一度しっかり読んでください。ここは少し違うな、この情報も入れたいなと思う部分を調整してからManusに投げるのがおすすめです。
管理画面や販売導線も作れる
赤髪:Manusで作ることができるのは、見た目がきれいなLPだけではありません。
講座や教材の販売ページ、イベント集客ページなども作れます。さらに、StripeやPayPalなどの決済リンクをつなげることもできますし、LINE公式の登録ボタンを設置することもできます。
また、問い合わせフォームを作って、連絡が来たらメールで通知する。お客様の声や施工事例を、あとから管理画面で更新できるようにする。
こうしたことも、Manusにはできます。
ただし、管理画面つきのサイト制作は少し難易度が上がります。裏側でデータを管理したり、ボタンのクリック数を見たり、情報を更新できるようにする場合は、その分クレジットも使います。
だからこそ、管理画面が必要な場合は、最初のプロンプトに入れておくことが大切です。
あとから「管理画面を追加して」と依頼するより、最初から「施工事例を管理できる管理画面も作りたい」「お客様の声を追加・編集できるようにしたい」「申込ボタンのクリック数を確認したい」と伝えておきましょう。
注意点と修正のテクニック
赤髪:Manusで一番気をつけてほしいのは、修正の仕方です。
修正はできます。文章を変えることも、フォントを変えることも、画像を差し替えることもできます。ただし、修正を重ねれば重ねるほどクレジットを消費します。
たとえば、最初に小学生向けサイトとして作ったものを、後から「30代女性向けに変えて」と大きく方向転換すると、かなり修正が増えます。そういう場合は、今あるサイトを修正するより、ChatGPTでプロンプトを作り直して、Manusで最初から作り直したほうが安く済みます。
修正指示を出すときは、できるだけ具体的に伝えてください。
「この文字を大きくして」だと、どれくらい大きくするのかが分かりません。2倍になるかもしれないし、大きくなりすぎて、また修正が必要になるかもしれません。
そうではなく、
「この見出しのフォントサイズを1.5倍にしてください」
「フォントを丸ゴシック系にしてください」
「太字を使わないでください」
「このボタンの文言を『LINE公式で無料相談する』に変更してください」
このように、デザイナーに伝えるつもりで、具体的に指示をしてください。
そして、画像の差し替えにもコツがあります。
画像を入れたいときは、いったんGoogleドライブに画像をアップしてください。そのうえで、共有設定をリンクを知っている人が見られる状態にして、そのURLをManusに渡します。
Manusに直接画像をアップするより、GoogleドライブのURLを渡したほうが差し替えがスムーズに進みます。
ただし、Googleドライブ上で画像をあとから削除したり、非公開にすると、公開済みのサイト上でも画像が表示されなくなるので、注意してください。
・最初にプロンプトを丁寧に作る
・修正は具体的に伝える
・画像やリンクは、最初から整理して渡す
・大きく方向性を変えるなら、作り直す
このあたりを押さえておくと、無駄なクレジットを使わずに、かなり実用的なサイトを作れるようになります。
実演で完成したWebサイト
各サイト15分以内で、数百円分のクレジットで完成しました。
・絆創膏解説:245クレジット、約208円
ばんそうこう探検隊小学生向けにばんそうこうの歴史と正しい使い方を楽しく学べる学習WEBサイトbansokotank-fqfcsdjq.manus.space
・浜松の不動産会社:541クレジット、約460円
HAMA HOME – 浜松の家づくり浜松市の新築住宅ランディングページ。40代家族向けの暮らし提案型LP。hamahome-ipgeondg.manus.space
・オペラのオンラインレッスン案内:188クレジット、約160円
Opera Voice Lesson | 声が変わると、人生の響きも変わる現役オペラ歌手によるオンラインボイストレーニング講座のランディングページoperavoice-6wwdxkg3.manus.space
③ Manusに関するよくある質問|FAQ
講座中、多くの質問が寄せられました。赤髪がその場でお答えした内容の中から、ピックアップしてご紹介します。
Q.Manusの余ったクレジットは、翌月に繰り越せますか?
赤髪:月額プランのクレジットは、基本的に翌月へ繰り越せません。
Q.サーバーを契約している場合、Manusで作ったソースコードを使って自分のサイト上にLPを作れますか?
赤髪:サーバーを契約している人は、ソースコードを使って自分のサイト上にLPを作ることができます。WordPressに詳しい人なら、ManusにWordPress用のファイルを作ってもらって、それをアップロードするような使い方もできます。
ただし、グーペなど一部のサービスでは、外部で作ったファイルをそのままアップロードできない場合があります。その場合は、Manusで作ったページのリンクを貼ることはできても、自分のドメイン内にそのまま移すことはできません。
自分のサイトに組み込みたい場合は、利用しているサーバーやホームページ作成サービスが、外部ファイルやHTMLのアップロードに対応しているかを確認しておくと安心です。
Q.既存のホームページやLPを修正したい場合も、Manusに手伝ってもらえますか?
赤髪:既存のホームページやLPの修正もできます。たとえば、今あるサイトの内容を見直したい、文章を変えたい、デザインを調整したい、別のサイトの雰囲気に近づけたいといった相談もできます。
Q.スマホだけでもManusでLPやWebサイトを作れますか?
赤髪:スマホで作れます。実際に私も、スマホだけでWebサイトを作りました。
Q.クレジットの返金はしてもらえますか?
赤髪:明らかに指示と違うものが出た場合や、何度修正してもうまくいかない場合は、返金申請ができます。私も、修正を重ねても意図した通りに反映されず、クレジットを大きく消費したときに返金申請をしたことがあります。
Manusの返金申請はヘルプ画面から行い、対象の共有リンクを添えて、かけたクレジットに対して成果物が十分ではなかったことを伝えましょう。
まとめ
この記事では、Manusの起源と特徴、Webサイトを作る際のポイント、修正時の注意点まで講座の要点をまとめました。
Manusは、Webサイト制作だけでなく、ブログ記事の作成、情報収集、分析、スライド作りなど、目的に合わせて活用できる自立型エージェントです。
今回の講座のポイントは、次の通りです。
・Gensparkと比較して、Manusはサイト公開までの流れがシンプル
・いきなりManusに投げず、まずChatGPTでプロンプトを作る
・管理画面や販売導線も設計でき、最初のプロンプトに入れておくとスムーズ
・修正はクレジットを消費するため、できるだけ具体的に指示する
・画像差し替えはGoogleドライブを活用すると進めやすい
改めて、Manusは売上や経費削減に直結するAIであることを体感できました。
また、AIで簡単に作れるようになったWebサイトは、自分だけが見る学習サイト、資料をまとめるサイトとしても活用できます。自主学習や情報整理にも使っていけますよね。
あなたも自分のサービスや学びを整理するサイトを作ってみませんか?
以上、広報:MARIの講座レポでした。
執筆:MARI / ライター

元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外・社内・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。
講師:赤髪

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年より、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」主宰。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)
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