ChatGPTの育て方|経費7万円削減につながった6つの実践術

配信日: 2026年10月27日(火)
テーマ:🌈ChatGPT祭り!ChatGPTを育てる方法

🌹赤髪が話した主な内容

  • ChatGPTには、作りたいものに加え、その目的と達成したいゴールを伝える
  • 回答に満足できないときは、気になる点と求める水準を具体的に伝え、修正を重ねる
  • 完成イメージが浮かばないときは、複数案を出してもらい、比較しながら考えを整理する
  • 採用した理由だけでなく、採用しなかった理由も伝え、自分の判断基準を共有する
  • 過去の仕事ややり取りを参考資料として渡し、自分の言葉遣いや仕事の進め方を理解してもらう
  • 自分の方針を決める前に見立てを聞き、願望と現状の事実を分けて相談する
  • グッズ制作や発注先の比較、動画の整理など、具体的な実務にChatGPTは活用できる
  • AIに任せられる作業を増やし、自分の好きなことや専門性を深める時間をつくろう

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この記事は、2026年10月27日noteに投稿したものです。
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🌟結論:目的と判断基準を伝え、修正を重ねてChatGPTを育てる

ChatGPTを自分の仕事に役立つ存在に育てるには、自分自身が実現したいことや仕事の背景、求める品質を具体的に共有することが大切である。出てきた回答を確認し、良い点や修正してほしい点を伝えながら、自分の理想に近づけていく。

例えば、SNSの企画を依頼するなら、誰に何を届け、どのような成果につなげたいのかまで伝える。デザインを選ぶなら、選ばなかった案の理由も説明する。こうしたやり取りを重ねることが、自分の意図や判断基準に合う提案を引き出すことにつながる。

ChatGPTの育て方

① 作りたいものの目的とゴールを伝える

ChatGPTに何かを依頼するときは、何を作りたいかだけではなく、なぜ作りたいのかを伝える。

例えば、eラーニングサイトを作るときは、「メンバーが自分の好きな時間、好きな場所で勉強できるようにしたい」と目的を共有する。LINEスタンプなら、趣味で作るのか、フォロワーに喜んでもらいたいのか、販売して収入を得たいのかを明確に伝える。これらによって、ChatGPTが考えるべき内容が変わるからだ。

人に仕事を依頼するときと同様である。「経営者向けのリールを考えて」という依頼だけでは、対象や狙いが曖昧で作成できない。どのような経営者なのか、何に困っているのか、制作にどれくらい時間を使えるのかを伝え、「今月中に商談をあと3件増やしたい」とゴールまで共有するはずだ。

② 求める水準をはっきり伝え、納得できるまで修正する

回答や制作物に満足できないときは、何が足りないのかを具体的に伝える。
文章なら「この内容では読者の心が動かない」「別の切り口で複数案を出してほしい」など、自分が気になる点を言葉にする。デザインなら、文字の大きさや配置、見やすさなど、修正してほしい部分を具体的に示す。

大切なのは、自分が求める水準を曖昧にしないことである。「ここは良い」「ここは違う」とはっきりと伝え、やり取りの中で完成形をすり合わせていく。

価格や品質に対する自分の考え方も、ChatGPTに共有しておきたい。安さを優先するのか、費用をかけても品質を重視するのか。どこにこだわる人なのかを日頃からChatGPTに伝えておくことが、希望に合う提案につながる。

③ イメージが浮かばないときは複数案を比較する

自分でも完成イメージが分からないときは、複数の案を出してもらうところから始める。

例えば「eラーニングサイトのデザインを5パターン考えて、それぞれのメリット・デメリットを教えて」と依頼する。具体案を見比べることで、自分が求める雰囲気や使いやすさを整理できる。

依頼すること自体が苦手な場合は、指示文(プロンプト)を考えるためのチャットを別に作る方法もある。そこで目的や条件を整理し、完成した指示文を実際の制作を進めるチャットへ渡す。

ここで大切なのは、作成された指示文の内容を自分で確認すること。長い文章になっても読む手間を惜しまず、自分の意図と合っているかを確かめることが必要である。

④ 採用しなかった理由まで説明する

複数の案から一つを選ぶときは、選択の理由も伝える。
例えば、3つのデザインのうち2番目を選んだなら、「1番目は文字が太すぎる」「3番目は情報が見づらい」と、ほかの案を採用しなかった理由を説明する。

単に好みと合わないのか、読みやすさに問題があるのか、使う人への配慮が足りないのか。判断の理由を具体的に伝えることで、自分が何を重視しているかを共有できる。

案を選ぶときは、自分の好みや判断基準を伝える良い機会である。

⑤ 過去のメールやLINE公式のやり取りを参考資料として共有する

自分のプロフィールや目標に加え、過去の仕事内容やメールのやり取りも、ChatGPTに自分を知ってもらう材料になる。

例えば、メールやLINE公式でのやり取りをもとに、自分の長所や短所、相手への伝え方の傾向を整理してもらえる。これらをGoogleドキュメントやスプレッドシートなどにまとめ、プロジェクトの参照資料に設定しておくと、ChatGPTが返信文を作る際に、その資料を参考にしてくれる。

実際の仕事の進め方、やり取りの癖まで共有することが、自分に合うサポートを受けるための第一歩となる。

⑥ 願望と現状の事実を分けて相談する

目標を伝えるときは、願望と判断の材料になる事実を分けて共有する。
「3か月後に10万円稼げるようになりたい」という願望と、現在のお客さまや商品、売上の見込みなどの現実を分けて伝える。そのうえで、考えている計画が現実的か、どこを改善すべきかを相談する。

どうなりたいかと、今どのような状況にあるかを整理することで、次に必要な行動を具体的に検討してくれる。

相談例|方針を決める前にChatGPTの見立てを聞く

ChatGPTには、方針そのものについても相談してみよう。

例えば、「Instagramを毎日投稿するか迷っている。自分の目的に照らしてどう思うか」と聞いてみる。投稿頻度を決める段階から相談すれば、その方針が成果につながるのかを検討できる。

また、回答をそのまま受け入れず、なぜその提案になったのかまで考える。自分の質問の仕方や伝えた情報が、回答にどう影響しているかにも目を向けたい。

赤髪流:実務でのChatGPT活用例

① オリジナルグッズのデザインから発注まで進める

GROWZ(※)のクリアファイル、ステッカー、封筒、ダンボールなどの制作に、ChatGPTを活用している。

作りたいものを伝え、制作会社を調べてもらい、デザイン案を比較する。ダンボールは複数のデザイン案をCanvaやPDFにまとめ、見比べられる形にしてくれた。

「船のイラストをもう少し大きく」「ロゴを小さく」といった修正を重ね、入稿や注文の手続きまで進めた。自分は完成イメージを確認し、どの案を採用するかを判断するのみで完成した。ちなみにChatGPTは、Adobe IllustratorやAdobe Photoshopのデータ作成もできる。

② 発注先を比較し経費を削減する

オリジナルTシャツの制作では、ChatGPTに相談したことで、これまで利用していた会社とは別の発注先が見つかった。

従来の発注先では約14万5,000円だったものが、別の会社では約7万5,000円となり、7万円の節約につながった。ChatGPTは、同じ素材を使用していることを確認し、印刷条件も比較したうえで発注先を選んでいる。このように、発注先の比較を通じて経費削減にも役立つ。

③ eラーニングサイトのデザインを制作する

GROWZのeラーニングサイトづくりでも、ChatGPTを使ってデザインを検討している。

複数の案を出してもらい、見た目や使いやすさを比較しながら、イメージを具体化する。「どのような人が、何のために使うサイトなのか」を伝えることで、目的に合う形を考えてくれる。ChatGPTで理想のサイトをつくれるようになった。

④ 大量の動画ファイルのタイトルを整理する

動画サービスのVimeoにアップしていた約400本の動画について、タイトルを整理する作業をChatGPTに依頼した。

タイトルが付いていなかった動画も含め、表記をそろえる作業が約15分で完了。大量の動画を一つずつ確認し、名称を整えるような事務作業が可能である。

⑤ dots同士で議論させる

赤髪のAIアシスタント「ジャービス」と、MARIのAIアシスタント「ジャスミン」が、メールでやり取りする試みも始まっている。

最初に互いが担当する人のプロフィールを共有し、それぞれの仕事や背景を把握するところからスタート。そのうえで、GROWZをより良くするために何ができるか議論を繰り広げている。

⑥ 講演依頼の条件交渉から支払い案内まで任せられる

講演依頼への対応も、ChatGPTが完結できる。ChatGPTが問い合わせ内容を確認し、講演料や交通費、宿泊費など、条件の調整をしてくれる。

さらに、スケジュールの確認や支払い方法の案内まで、一連の対応を支援してもらえる。自分の希望や判断基準を共有し、依頼を受けた後のやり取りを全て任せることが可能である。

※GROWZとは、赤髪が主宰する、AI・SNS・マーケティングを学び、実践するコミュニティである。(2026年秋に開講予定)

赤髪の考察|自分の好きなことを突き詰めよう

AIに任せられる作業が増えるほど、自分自身が何を好きで、何を実現したいのかが大切になる。

グッズの制作会社を調べる、デザイン案を比較する、大量の動画を整理する。これまで何日もかけて少しずつ進めていた作業を任せられれば、その時間を自分の関心や専門性を深めるために使える。

これからは、好きなことを突き詰める姿勢が、仕事を続けていくうえでますます重要になると考える。興味のある場所へ足を運び、実際に体験し、学びを重ねる。自分が好きだと思えることに、行動を伴って向き合っていきたい。

そのためにも、ChatGPTには自分が目指すところや、こだわりを具体的に伝える。何を実現するために使うのかを明確にし、実務を任せながら、自分にしか積み重ねられない経験を増やしていこう。


配信者:赤髪

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SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。2022年に、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」設立。累計生徒数は826名。(2025年末にて新規生徒受け入れを終了)
2026年秋、SNS×AI×マーケティングのコミュニティ「GROWZ」開講予定。

要約:MARI / ライター

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元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外広報・社内広報・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。

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