SNSを売上に繋げるマーケティングの基本|お客さま目線で考える8つのポイント
目次
配信日: 2026年9月27日(日)
テーマ:💓お客さま目線で考えるマーケティングの基本
🌹赤髪が話した主な内容
- SNSを売上や集客につなげるには、マーケティングの基礎を身につけることが大切である
- 自分が伝えたい情報を、お客さまが知りたい情報や、受け取りやすい言葉に変える
- お客さまの言葉だけで判断せず、実際に何を選び、どう行動しているかを見る
- アドバイスには、その人の経験や立場が反映されることを理解する
- 知識や技術に加えて、サービスを受けたお客さまがどのような気持ちになるかを考える
- 価格には、将来の学びや自己投資、休む時間も織り込む
- SNSで注目を集めているときこそ、継続的な顧客との関係や複数の集客経路を育てる
- 自分が目指す働き方を踏まえて、長く続けられるビジネスを設計する
この記事では、朝のInstagramライブの内容を分かりやすくまとめた解説資料(ホワイトペーパー)を、そのまま掲載しています。 配信を見逃した方や、文字で読みたい方に、参考にしていただけるとうれしいです。
この記事は、2026年9月28日noteに投稿したものです。
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🌟結論:お客さまへの理解を深め、長く続くビジネスをつくる
マーケティングの基本は、お客さまの立場に立ち、何を求めているのかを深く考えることである。
自分が伝えたい情報や、時間とお金をかけて身につけた技術が、そのまま相手の求める価値になるとは限らない。お客さまの困り事や日々の行動に目を向け、相手に届く言葉と、喜ばれる体験を考えることが大切である。
同時に、今月の売上だけで判断せず、将来の学びや休息まで含めて事業を設計する。SNSで注目されているときも、その先を見据えて顧客との関係を育てていく。
お客さまにとっての価値と、自分が続けられる働き方。その両方を考えることが、長く続くビジネスにつながる。
① SNSをビジネスに生かすには、マーケティングの基礎が必要
SNSを使う目的は、人によって異なる。発信そのものを楽しみたい人もいれば、考えを整理するために投稿する人もいる。すべての人が、売上や集客を目指しているわけではない。
一方、ビジネスにつなげたいのであれば、フォロワー数や閲覧数を増やすことだけを目標にしていては十分ではない。注目を集めても、信頼や購買につながらなければ、仕事の成果には結びつきにくい。
毎日投稿を続けるだけで満足せず、誰に何を届け、どのように役立ちたいのかを考える必要がある。
SNSの使い方を学ぶとともに、お客さまへの理解を深め、商品・サービスの価値を考えることが大切である。
② 自分が伝えたい情報を、お客さまが知りたい情報に変える
情報を発信するときは、自分が詳しいことや興味のあることを、そのまま伝えたくなる。しかし、相手が同じことに興味・関心を持っているとは限らない。
Appleの「iPod」を例に見てみよう。容量を「5ギガバイト」と説明するよりも、「1,000曲をポケットに入れて持ち歩ける」と伝えることで、お客さまは自分の生活でどう役立つのかをイメージしやすくなる。機能や数字を、お客さまにとっての便利さや楽しさに置き換えて伝えることの重要性が分かる。
AIについて説明する時も同じ。新しい機能やモデルの名前を説明するより、「冷蔵庫にある食材で、今日の献立を考えられる」と伝えた方が、役立つ場面を想像しやすい。
大切なのは、表現をわかりやすくすることに加えて、そもそも相手が何を知りたいのかを考えることである。情報の選び方から、お客さま目線に立つ必要がある。
③ お客さまの言葉を信じない
お客さまの要望や困り事を理解するために、市場調査は欠かせない。ただし、相手が口にした言葉と、実際の行動が一致するとは限らない。
例えば、「ヘルシーなものが食べたい」と話していても、店頭では味の濃い商品を選ぶことがある。「毎日5時間、SNSに取り組める」と考えていても、実際に始めてみると、その時間を継続して確保するのは難しい場合もある。
本人も、自分の好みや行動、無理なく続けられる範囲を、十分に把握しているとは限らないのである。
商品を見せたときの「いいですね」という言葉にも、相手への気遣いが含まれていることがある。好意的な反応を、そのまま購入の意思と受け取らないことが大切である。
言葉に耳を傾けながら、実際に何を選び、何にお金を払い、どのように行動しているかを見る。そこから、お客さまが求める価値を考えていく。
④ アドバイスは、相手の経験や立場を踏まえて受け取る
人のアドバイスには、その人自身の経験や立場が反映される。
例えば、海外での挑戦がうまくいった人は、海外に行くことを勧める。一方、苦しい経験をした人は、慎重に考えるよう助言することがある。同じ相談でも、相手によって答えが変わるのである。
助言を受けるときは、一人の意見だけを正解と考えず、異なる経験を持つ人の話を聞く。そのうえで、自分の目的や状況に照らし合わせて判断することが大切である。
また、自分がアドバイスする側になったときも、相手への理解が必要になる。相手の状況を理解してから伝える姿勢は、お客さま目線で考えるマーケティングにも通じる。
⑤ 技術に加えて、お客さまの気持ちが動く体験を考える
売上を伸ばしたいと考えたとき、新しい資格を取ったり、専門知識を増やしたりすることに目が向きやすい。
もちろん、サービスを提供するための技術や知識は大切である。ただし、提供者がかけた努力や費用と、お客さまが感じる価値は、必ずしも比例しない。
サロンであれば、施術の技術に加えて、入店したときの心地よい香り、アロマのおしぼり、いくつかの種類から選べるお茶なども、満足につながる要素となる。
小さな心遣いでも、お客さまにとっては、気持ちが安らいだり、大切にされていると感じるきっかけになる。
赤髪は、お客さまの感情に目を向けることを「感情マーケティング」と表現している。サービスを受けている間、そして帰るときに、どのような気持ちになってほしいのか。技術の向上とあわせて、その体験を考えることが大切である。
⑥ 価格には、将来の学びや休む時間も織り込む
価格を決めるときは、今の経費や生活費に加えて、将来の自分への投資まで考える必要がある。
例えば、サロンを経営しているなら、ほかの施設でサービスを体験したり、研修に参加したりする機会が、今後の仕事に役立つだろう。そうした費用や時間を確保できる価格になっているかを見直したい。
また、休む時間も事業設計の一部である。働き続けることを前提に価格を決めると、まとまった休暇を取る余裕が生まれない。
さらに、既存サービスの単価を上げることが難しい場合は、別の価値を持つサービスをつくってみよう。
例えば、書道教室であれば、お寺で自分と向き合う書道体験イベントを開く案もある。普段の教室とは異なる体験を提供することで、新たな売上をつくることができる。
今月の売上だけでなく、数年後の学びや働き方まで見据えて、価格とサービスを設計することが大切である。
⑦ SNSで売れているときこそ、集客の土台を育てる
SNSで注目され、商品やサービスがすぐに売り切れるようになると、順調に成長していると感じるだろう。しかし、その勢いが続くことを前提にしてしまうと、将来の集客に不安が残る。
ここで、SNSで人気が高まり、チケットが短時間で完売するようになった劇団の事例を紹介する。
すぐに完売すれば、これまで通ってくれていたお客さまが、チケットを取りづらくなる。また、SNSで関心を持った人が離れたときに、安定した集客が難しくなる可能性がある。
その劇団では、一般販売の前に、劇団員がそれぞれ50人以上の団体への販売に取り組んだという。SNSを通じた個人のお客さまに加えて、団体との接点をつくることで、集客経路を広げていった。
目の前の売上が好調なときこそ、その先を考える。既存のお客さまとの関係を大切にしながら、SNSの話題性だけに左右されない集客の土台を育てることが重要である。
⑧ 自分の生き方から戦略を考える
自分がどのように働き、暮らしていきたいかも大切である。新しい知識を学ぶ必要は、どの時代にもある。AIやSNSなど、その時々の変化に対応するためにも、学ぶ時間を確保できる働き方を考えたい。
お客さまに喜んでもらうことと、自分が成長しながら無理なく続けられること。その両方を踏まえて、ビジネスの戦略を立てていこう。
配信者:赤髪

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年より、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」主宰。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)
要約:MARI / ライター

元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外広報・社内広報・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。
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