子どもに伝えたいSNSの使い方|「見るだけ」で終わらせない学びと発信の力【ちゃんぱすレポ】
目次

SNS戦略家・赤髪の広報担当:MARIです。
今日は赤髪が講師を務めている、小中学生向けオンラインアカデミー「ちゃんぱす」(運営:山中恵美子さん)の授業の様子をお届けします。
今回のテーマは「SNSのいろいろな使い方」。
この日、東京の街中からZoomに登場!東京タワーを目指して歩きながら、ライブ感あふれる授業がスタートしました。

すっかり身近になったSNSですが、用途は動画や投稿を見るだけにとどまりません。
「勉強に活用する」「人を助ける」「自分の“好き”を世界に届ける」といった、たくさんの可能性があることを子どもたちに伝えたく、このテーマにしました。
大都会を一緒に歩きながら、将来勉強したいことや、自分らしさについても深く考えた今回の授業。その一部始終をレポートします!
この記事は、2026年9月5日noteに投稿したものです。
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🔗noteはこちらから見れます。
① スマホやSNSとの付き合い方
子どもたちに聞くと、中学生になる頃から自分専用のスマホを持つ子が多いようです。
そこで赤髪が真っ先に伝えたのは、スマホやSNSとの付き合い方でした。
赤髪:「YouTubeをただ見続けるような使い方は『受動的』、つまり受け身の状態です。その反対が『能動的』。自分で目的を持って、積極的に使うことです。
たとえば、
・ChatGPTを使って知りたいことを調べる
・アプリを使って自分で絵を描く
・勉強のために動画を見る
こんなふうに、自分から目的を持って能動的に使うことが大切です。
スマホやSNSそのものが良い、悪いではなく、『何のために、どう使うのか』が大事なんです」
ここで、赤髪が画面越しに問いかけます。
赤髪:「みんな、YouTubeを見たことある人〜?」
画面の向こうで、「はーい!」と手が挙がります。
赤髪:「じゃあ、YouTubeを使って勉強したことがある人は?」
この質問にも、すぐに手が!
子どもたちにとってYouTubeは、すでに娯楽として見るものではなく、学ぶためのツールにもなっているようです。
② YouTubeが学校になる
ここから話は、YouTubeの意外な使われ方へ。
赤髪:「学校でYouTubeを見せているところもあるんですよ。
たとえば、学校に通える場所に住んでいない子どもたちがYouTubeで勉強したり、先生自身が動画を見て学んだり。アメリカでは、YouTube側が授業にぴったりな動画を選んで教育現場に届ける取り組みまであるんです。
フランスの文化も、エジプトのピラミッドも、教科書だけだとイメージしにくいですよね。でも、動画なら映像を見ながら楽しく学べます」
SNSは、人の役に立つ素晴らしいツールになり得ることを、子どもたちへしっかりと伝えました。
③ SNSは社会とつながるサービス
続いて、そもそもSNSとは何なのか。
赤髪:「SNSは『Social Network Service』の略です。Socialは社会、Networkはつながり。つまり、SNSは社会や人とつながるためのサービスなんです」
ここから、社会や人を助けるSNSの事例をいくつか紹介しました。
赤髪:「災害が起きたとき、LINEやFacebookには、自分が無事だと知らせる機能があります。
Facebookでは過去に、『この地域では水が足りません』『食べ物が必要です』と発信して支援を募るような使われ方もしていました。このように、SNSは困っている人と支援する人をつなぐこともできます」
さらに、SNSによって仕事の可能性も大きく広がりました。
赤髪:「たとえば、みんなが将来イラストレーターになったとします。SNSがなかった頃なら、近所や同じ地域の人から仕事を頼まれることが一般的でした。
でも今なら、自分の絵をSNSに投稿して、それを見た世界中の人から仕事の依頼が来ることだって珍しくないんです」
子どもたちはうなずきながら、目を輝かせていました。
住んでいる場所や距離を越えて、人と人をつないでくれるSNS。
誰かを助けることも、自分の得意なことを世界へ届けることもできる。
SNSは、使い方次第で自分の世界を大きく広げてくれるツールであることを、情熱を込めて伝えました。
④ 「何を勉強したい?」子どもたちの答えは…
東京タワーを目指して歩いている途中、大学の建物が見えてきました。そこで赤髪が、子どもたちに質問します。
赤髪:「みんなは、もうちょっと大きくなったら何を勉強したいですか?」
返ってきた答えは、さまざま。
- デッサンを勉強したい。算数も人生で使うと思うから勉強したい
- 大学に入ったらYouTuberをやりたい。ゲーム配信者になりたいから、YouTuberになる方法も勉強したい
- 高校を卒業したら専門学校に行って、ネイルの勉強をしたい
- AIのことを勉強したい
- 絵の専門学校に行ってみたい
なかでも、「大学に入ったらYouTuberをやりたい」という言葉を聞いた赤髪は、これからの時代の学びについて話を広げました。
赤髪:「今は大学でも、動画の企画や撮影、編集、マーケティング、SNSの仕組みなどを学べるようになっています。海外には、SNSを専門的に学べる大学院もあるんですよ。
昔は仕事をするうえで『パソコンが使えるか』が大事だったけど、これからは『動画を作れるか』『SNSを使えるか』も大事になってくると思います」
印象的だったのは、子どもたちが「何になりたいか」だけではなく、「そのために何を学びたいか」まで、自分なりの言葉で考えていたこと。
一人ひとりが思い描く未来に耳を傾け、子どもたちの可能性を大きく広げていきました。
⑤ 「どんな芸術なら、人を魅了できる?」予想以上の答えが!
次にこんな質問を投げかけました。
赤髪:「みんながアーティストだとしたら、どんな芸術を世の中に届ければ、人を魅了できると思う?」
少し難しい質問にもかかわらず、子どもたちからは次々と答えが返ってきます。
- 自分らしさのある絵がいいと思う
- 水彩画。美術館に行ったときに、水彩画が一番きれいだなって思ったから
- 音楽。絵だと「ゴッホのひまわり」って言っても、どの絵か分からない人もいるけど、音楽なら鼻歌でも伝えられるから。頭に残る曲って、作った人が頭に残るように作っているのかもしれない。それなら、ほかの人の頭にも残って、どんどん広まっていくと思う
音楽という答えには、赤髪もびっくり!
赤髪:「その視点はなかった!“より多くの人の心をつかむから音楽”という考え方なんですね。すごい!」
一方的に教えるのではなく、子どもたちに問いかけ、一緒に考える。子どもたちの自由な発想や感性に、赤髪自身も新しい気づきをもらう時間となりました。
⑥ 1分で自分の魅力を伝えられる?エレベーターピッチ
授業の終盤、子どもたちに伝えたのは、SNS時代にますます大切になる自分の魅力を伝える力について。
赤髪:「みんなは、自分の好きなことや得意なこと、自信があることを言えますか?
SNSでは、自分のことをまったく知らない人にも、自分がどんな人なのかを伝える機会があります。
でも、初めましての人は、自分の話を10分、20分とじっくり聞いてくれません。そこで、今日覚えて帰ってほしいのが、『エレベーターピッチ』という言葉です。
エレベーターに乗っている時間って、1分もないくらいですよね。その短い時間で、自分の魅力や、やりたいことを相手に伝えることをエレベーターピッチと言います。
もともとは、経営者が投資家などに短時間で自分の会社やサービスの魅力を伝える場面から生まれた言葉です。
アーティストでも、ネイリストでも、どんな仕事でも必要になる力です。お風呂の中や一人のときに、『1分で自分のことをアピールできるか?』ぜひ練習してみてください」
自分は何が好きで、何が得意で、どんなことをしたいのか。
SNSでたくさんの人とつながれる時代だからこそ、自分自身を知り、その魅力を短い言葉で相手に届ける力が大切。
子どもたちにとって、自分の「好き」や「得意」を改めて考えるきっかけをつくりました。
おわりに

東京の街を歩きながら進めた今回の授業。途中、東京タワーがひょっこり顔を出しました。
「みんな、東京タワー見えるー?」画面越しに見せると、子どもたちも興味津々!いつものZoom授業とは違う、特別な時間になりました。
今回の授業を通して伝えたかったのは、SNSはただ見るだけじゃもったいない!新しいことを学んだり、誰かの力になったり、自分の「得意」で世界中とつながれる最高の場所。
だからこそ、好きなことを見つけて、自分の言葉で発信していく力を、これから一緒に磨いていけたらいいなと思います。
以上、広報担当:MARIの授業レポでした!
執筆:MARI / ライター

元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外・社内・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。
講師:赤髪

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年より、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」主宰。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)
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