SNS企画の立て方|感覚に頼らず数字で伸ばすリサーチ術を解説

配信日: 2026年9月30日(水)
テーマ:📱SNS企画の立て方

🌹赤髪が話した主な内容

  • SNSの企画は、自分の好みや思い込みだけで決めず、検索されている内容や動画の再生回数を参考にする
  • ラッコキーワードで、世の中の人が気になっていることや、よく調べている質問を探す
  • YouTubeで反応を集めているテーマを調べ、サムネイルや見せ方まで分析する
  • 初心者向けの本を読み、発信する相手の知識や理解度をつかむ
  • お客さまの言葉の背景にある、本当の悩みや目的を考える
  • 情報を届けるときは、相手の関心や状況に合わせて、タイミングと発信場所を選ぶ
  • SNSを、活動実績や人柄を伝え、信用を築く場としても活用する
  • 自分の専門性を伝える手段として、紙の書籍の出版にも目を向ける

この記事では、毎朝7時からのインスタライブの内容をまとめた解説資料をそのまま公開しています。 配信を見逃した方や、テキストで読みたい方に、参考にしていただけるとうれしいです。

この記事は、2026年9月30日noteに投稿したものです。
最新情報をgetしたい方はnoteのフォローもよろしくお願いします♪
🔗noteはこちらから見れます。 

🌟結論:相手が知りたいことを追求し、分かりやすく届ける

SNSで何を投稿すればよいか迷ったら、まずは相手の関心を調べることから始めよう。自分が伝えたいことと、ターゲットが知りたいことは、必ずしも一致しない。

ラッコキーワードで疑問や悩みを探し、YouTubeで反応を集めているテーマや見せ方を研究する。さらに、初心者向けの本で知識レベルを確かめ、専門知識を分かりやすくかみ砕く。

検索されている内容や動画の再生回数を判断材料にしながら、ターゲットの本当の悩みを考える。何を伝えるかだけでなく、いつ、どこで届けるかまで考えることが、SNSの企画づくりにつながる。

👩‍🏫SNS企画の立て方

① 感覚ではなく数字を判断材料にする

「この話は面白いはず」「この商品は喜ばれるはず」と思って投稿しても、期待した反応が得られるとは限らない。自分の好みや、普段接しているお客さまの反応だけで、SNS上の関心を判断しないことが大切だ。

例えば、スペイン料理が好きな人でも、イカスミのパエリアに興味がある人と、簡単に作れるアヒージョを知りたい人では、見たい投稿が違う。発信者が好きな料理と、SNSで多くの人が知りたい料理は一致しない。

投稿を続けても反応が伸びないときは、自分の感覚をいったん脇に置き、実際に検索されている内容や、動画の再生回数を調べてみよう。企画を考える最初の段階から、数字や利用者の行動を判断材料にする。

② ラッコキーワードで、世の中の人が知りたいことを探す

投稿テーマに迷ったら「ラッコキーワード」が便利である。「よくある質問検索」機能を使えば、Google検索者のリアルな悩みや疑問が一目で把握でき、読者の関心に寄り添ったテーマ選びが可能となる。

配信では「スペイン」を例に、関連キーワードや質問を調べた。「スペインバルの定番料理は?」という質問が上位にあったので、「スペインバルの定番料理10選」といった投稿につなげられる。

自分では「そんなことが気になるの?」と思う質問でも、世の中の人にとっては知りたい情報。発信者自身が興味を持てないからといって、候補から外さないようにしよう。

何を投稿するか思いつかないときは、検索されている質問に、自分の専門知識で答えるところから始めるとよい。

公式サイト:ラッコキーワード

③ YouTubeで、反応を集めているテーマを調べる

ラッコキーワードで世の中の人が関心を持つテーマを探したら、次にYouTubeで検索してみよう。

YouTubeは、企画、撮影、編集など、制作に時間や費用をかけたコンテンツが多い。どのようなテーマが選ばれ、どう伝えられているかを研究する参考になる。

例えば「スペイン料理」で検索すると、アヒージョ、パエリア、レンズ豆の煮込みなど、さまざまな料理が出てくる。その中で、どのような動画がよく見られているかを確認する。

YouTubeで得た気づきは、Instagramのリールやカルーセル、Threadsの投稿を考える際にも役立つ。

④ サムネイルから、企画の切り口と見せ方を考える

テーマが決まったら、さらに検索を絞り、サムネイルや再生回数を比較する。

例えば「エビのアヒージョ」でも、エビだけで作るもの、ブロッコリーやトマトを加えるもの、パンを添えるものなど、見せ方はさまざまだ。複数の動画を見比べると、手軽さを伝えているのか、彩りや華やかさを伝えているのかといった違いが見えてくる。

確認したいのは、次のようなポイント。

  • どのような材料や完成形を見せているか
  • 簡単さ、見栄えなど、何を魅力として伝えているか
  • チャンネル登録者数に対して、どの程度再生されているか
  • 発信者の知名度が、再生回数に影響していないか

登録者数が少なくても多く再生されている動画などを参考にしながら、自分の企画に取り入れられる要素を探そう。

また、複数の動画の文字起こしをAIに読み込ませ、内容の共通点や特徴を整理する方法もある。何をポイントとして伝えるかを考える際に活用できる。

⑤ 初心者向けの本で、知識レベルを知る

専門分野の初心者向けの本を、5冊ほど読んでみよう。目的は、初心者にどの程度の説明が必要なのかを知ること。

本を買う人は、すでにその分野に一定の関心を持っている。一方、SNSでは、まだ関心が浅い人や、偶然投稿を見かけた人にも情報が届く。そのため、初心者向けの本よりも、さらに分かりやすく、興味を持てる形にかみ砕く意識が必要だ。

SNS発信は相手目線で

① お客さまの言葉の背景にある、本当の悩みを考える

お客さまが口にした希望と、本当に解決したい課題は、同じではない。
例えば「Instagramを始めたい」という人も、その背景には、次のような悩みがあるかもしれない。

  • 新しいお客さまを増やしたい
  • サービスの単価を上げたい
  • 集客サイトへの依存を減らしたい
  • しばらく来ていないお客さまに、もう一度来てもらいたい

こうした目的を理解せず、すぐにInstagramの操作やアルゴリズムを教えても、本当の課題の解決につながらない。
既存のお客さまとの関係が深く、人柄や専門性に強みがある人なら、知識をまとめた本を配ることが、再来店や紹介のきっかけになるかもしれない。

② 情報を届けるタイミングと場所を選ぶ

企画を考えるときは、届けるタイミングと場所にも目を向けよう。

例えば、アクセサリー店に初めて入ってきたお客さまに、いきなり最も高額な商品をすすめることは少ないはずだ。何を探しているのか、どの程度関心があるのかを見ながら、声をかけるタイミングを考える。

SNSでも同じように、相手の状況に合わせた伝え方が必要になる。

ライブ配信の告知も、毎回カルーセル投稿にするのではなく、内容や重要度に応じて、ストーリーズやLINE公式などを使い分ける。特に力を入れた企画なら、カルーセルで詳しく紹介する選択肢もある。

自分が知らせたいから投稿する、という視点だけでなく、その情報を受け取る人にとって、今必要なのか、どこで見ると分かりやすいのかを考えよう。

⚡️最新ニュース

① Xで、電話番号を教えずに連絡を取り合える新機能

Xで、電話番号を教えずに連絡を取り合える新機能「X Numbers」が開始された。自分で作成した専用コードを共有すれば、フォロー外の相手ともメッセージや通話が可能となる。一般の電話番号とは異なり、コードの無効化や変更も自由に行えるため、プライバシーを守りながら安全にやり取りできる。

② Instagramが、学校向けの情報共有機能を拡大

Metaは9月29日、Instagramの「School Partnership Program」の拡大を発表した。米国の認証された学校や、確認手続きを経た高校生向けに、学校生活の情報を共有しやすくする機能を用意する。
学校からのお知らせを届けるチャンネル、スクールストーリーズやノート、部活動などの一覧、学校を示すプロフィールのバナーなどが含まれる。Metaによると、同プログラムには約1万7,000校が参加している。
SNSが個人の発信だけでなく、所属するコミュニティの情報を受け取る場としても広がっている。

③ YouTubeショッピングが、商品タグの表示を調整

YouTubeは、視聴者の反応に応じて、商品タグの表示場所を調整する仕組みの導入を進めている。
商品への関心が見られる場合は動画上と説明欄に表示し、反応が少ない場合は説明欄に表示する。公式案内では、この変更は商品タグの表示場所に関するもので、動画のリーチやおすすめへの掲載には影響しないとしている。

④ 動画内の人物や物に、ぼかしを加えやすくなる

Metaの動画編集アプリ「Edits」では、AIを用いて特定の人物や物をぼかすことができる。この機能により、見せたい対象はそのままに、プライバシー保護のために顔や姿を隠すといった編集作業がしやすくなる。

番外編|Amazon Kindle紙書籍(ペーパーバック)は今がチャンス

① 講談社『汝、星のごとく』から考える出版の変化

講談社から『汝、星のごとく』がAmazonの紙書籍で出版された。必要な分だけ印刷する仕組みが大手出版社にも広がれば、出版のあり方は大きく変わる。同時に、Amazonペーパーバックの利便性が広く知られることになるだろう。

② 在庫を抱えずに、専門知識を本にする

Amazonの「KDP」を使えば、個人でも紙の本を出版できる。Amazonペーパーバックは、注文ごとの印刷(プリント・オン・デマンド)になるため、大量の在庫や保管スペースは不要だ。自身の専門知識を一冊にまとめれば、既存客との関係強化や休眠顧客へのアプローチなど、ビジネスにおける強力な名刺代わりとなる。

③ 周囲の事例を待たず、早めに取り組む

何事も、大勢が始める前に動くことに価値がある。Amazonペーパーバックが一般化する前の「年内」の出版がおすすめだ。SNSと同じく、成功事例が出揃うのを待っていては乗り遅れてしまう。専門性を伝える新たな手段として、今すぐ挑戦してみよう。


配信者:赤髪

画像

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年に、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」設立。累計生徒数は826名。(2025年末にて新規生徒受け入れを終了)
2026年秋、SNS×AI×マーケティングのコミュニティ「GROWZ」開講予定。

要約:MARI / ライター

画像

元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外広報・社内広報・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。

🌹赤髪のInstagram LIVE🌹
☀️毎朝7時〜7時30分Instagram LIVEはこちらをクリック👈🏻
SNS運用に関する講義・最新アップデート情報・シリコンバレー直送NEWSをお届けしています。