良い商品なのに売れない理由|SNS時代に必要な流通力とは?
目次
毎週土日の19時にYouTube「赤髪のがみちゃんねる」を更新しています。
今回ご紹介するYouTubeのテーマは、流通力です。
どんなに良い商品を作っても、それだけで自然に売れる時代ではありません。
商品やサービスを作るハードルは年々下がり、お客さまに知ってもらう、選んでもらう、買ってもらうためのコストはどんどん上がっています。
SNS時代、商品を作る力よりも、商品を流通させる力を磨く必要があります。
「良い商品なのに売れない…」
そんな悩みを感じている方は、ぜひご視聴ください。
この記事は、2026年5月15日noteに投稿したものです。
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今回の動画はこちら↓
【この記事で分かること】
・流通力とは何か
・フォロワー数が人望として評価される時代背景
・なぜ良い商品だけでは売れないのか
・開発コストより顧客獲得コストが高くなっている理由
・SNSが現代の「顔なじみ」になる理由
・個人や企業が流通力を磨くためにやるべきこと
下記は動画の内容を記事にしたものです。
①流通力とは何か?
流通力とは、商品やサービスを必要な人に届け、買ってもらう力。つまり、文字通り流通させる力のことです。
もしかすると、あまり聞きなじみがない言葉かもしれません。なぜなら、赤髪が作った言葉だからです。
完成した商品やサービスを、どれだけ多くの人に届けられるか。私はその力を流通力と呼んでいます。
今の時代、商品を作ることに価値はありません。むしろ、作った商品をどう届けるか、どう知ってもらうか、どう選んでもらうかのほうが大事です。
②流通力に注目したきっかけ
私が流通力に注目したきっかけは、シリコンバレーのベンチャーキャピタルの動向です。
ベンチャーキャピタルとは、これから伸びそうな企業に先行投資する会社です。GoogleやZoom、Airbnbのような企業も、成長する前の段階で投資を受けています。
その投資判断の評価項目のひとつに、創業者のフォロワー数が入ったからです。会社の評価に、創業者のフォロワー数が関係あるのかと思うかもしれません。でも、関係あるのです。
なぜなら、今は時代の変化が早すぎるからです。
今日作った商品が、1年後も売れているとは限りません。良い商品を作っても、すぐに真似されます。
ChatGPTが出した機能をGeminiがすぐに追いかけるように、品質の差は短期間で埋まります。だから、商品を作ったこと自体の価値だけで勝ち続けるのが難しくなっているのです。
人材も流動していきます。最後に残るのは人間性です。
・創業者は応援されている人なのか。
・創業者には人脈があるのか。
・創業者は自分の人生や考え方を世の中に伝えてきたのか。
・創業者の想いやスローガンに、どれだけの人が共感しているのか
こういう部分が見られているのです。
つまり、フォロワー数という単なる数字ではなく、人望が見られています。
③開発コストは下がり、顧客獲得コストは上がっている
2021年の夏頃に、商品を作るコストよりも、お客さまを獲得するコストのほうが高くなりました。
たとえば、freee会計のようなBtoBサービスでは、1人のお客さまを獲得するのに10万円以上かかるといわれています。月額5,000円のサービスなら、10万円を回収するのに20カ月以上、つまり約2年近く継続してもらう必要があります。それぐらい、お客さまを獲得するには大きなコストがかかります。
つまり今は、商品を作ることよりも、お客さまを見つけることのほうが難しいのです。

④良い商品を作っても売れない
これは実際に、私たちの身近なところでも起きています。
たとえば、私は東京学芸大学にあるマカロン屋さんがすごく好きでした。味もおいしくて、商品としてはとても良かったのですが、SNSが弱く、立地もそこまで良くなかったこともあり、1年ほどで閉店してしまいました。
この話から分かるのは、良いものを作っているだけではお店は続かないということです。
どれだけおいしいマカロンを作っていても、どれだけ良いサービスを提供していても、お客さまに知られなければ買ってもらえません。誠実に向き合っているからといって、お客さまが自然に集まるわけではないのです。
⑤商品を作るハードルは、下がっている
昔、ケーキ屋さんを始めるとなると大変でした。店舗を借りて、製造する機械を用意して、材料を仕入れて、人を雇って、かなり大きな準備が必要でした。
でも今は違います。
レンタルキッチンを借りれば、店舗を持たなくてもケーキを作れます。冷凍して発送すれば、店頭販売をしなくても全国に届けられます。スタッフや協力者も、SNSで探せば見つかる時代です。
良く言えば、誰でも好きな仕事に挑戦しやすくなりました。やりたいことを仕事にしやすい時代になった。
悪く言えば、競合が多くなったということです。ケーキを買いたいと思ったとき、昔なら近所のケーキ屋さんに行くしかありませんでした。でも今は、Instagramで検索して、全国の冷凍ケーキを選べます。
選択肢が増えたからこそ、売る側は見つけてもらうのが難しくなっているのです。
⑥安くても良いものが買える日本
さらに、日本では、安くても良いものが手に入ります。
ダイソーで買っても、ちゃんと使える商品が買えます。スーパーで安いお米を買っても、腐っていることなんてありません。安くても一定以上の品質が保証されているのが、今の日本です。
つまり、商品そのものの品質だけでは差別化しにくくなっています。
⑦好きな人、信頼している人から買う
では、選択肢が多すぎる時代に、人はどこで商品を買うのでしょうか。
人は自分が好きな人、自分が信頼している人から買います。
だから、インフルエンサーやYouTuberが稼げるのです。その人たちを通すと商品が売れるからです。
・この人がおすすめするなら間違いない
・この人を応援したい
・この人みたいになりたい
・この人が作ったものなら買いたい
こういう感情が、購買につながります。
私も、インフルエンサーの方が販売している洋服を買うことがあります。その洋服が素敵だからという理由もありますが、それだけではありません。その人の生き方が素敵だから、その人を応援したいから買っています。
商品そのものだけではなく、その人の人生や考え方に共感して買う。
これが今の時代の購買行動なのです。
この心理は昔から大きく変わっていません。
昔、近所のケーキ屋さんでケーキを買っていたのは、近いからだけではありません。店主の顔を知っている、近所で会う、なんとなく親しみがある。そういう「顔なじみ」の関係だったからです。
今は、その顔なじみを作る役割をSNSが担っています。
安くて良い商品が当たり前になっている今、人は自分が好きで信頼している人から買います。だからこそ、流通させる力(流通力)が大事なのです。
まとめ
これからの時代は、良い商品を作れば売れるという時代ではありません。
開発コストは下がり、商品やサービスを作るハードルはどんどん低くなっています。逆に、流通させるコストは上がっています。
そんな中、私やあなたが生き残るためには、流通力が必要です。
流通力とは、商品を届ける力です。
そして、自分を信頼し、応援してくれる人を増やす力です。
◾️生き残るために
・自分の想いを発信する。
・自分の人生や考え方を伝える。
・共感してくれる人との接点を増やす。
・応援してくれる人たちのコミュニティを育てる。
今日から発信していきましょう!
これからも毎週土日19時にYouTube「赤髪のがみちゃんねる」を更新していきます。一緒にマーケティングを楽しく学びましょう♪
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以上、広報のMARIでした!
赤髪|プロフィール

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年より、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」主宰。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)
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