Substackは始めるべき?noteとの違いと向き不向きを解説|YouTube要点まとめ
目次
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【この記事で分かること】
・Substackとは何か
・noteやメルマガとの違い
・Substackが注目されている背景と支持されている理由
・Substackの機能
・Substackが向いている人・向いていない人
・SNS運用で大切な「読者リスト」の考え方
下記は動画の内容を編集して記事にしたものです。
この記事は、2026年6月25日noteに投稿したものです。
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🔗noteはこちらから見れます。
① Substackは今すぐ全員がやるべきSNSではない
結論から言います。
Substackは、今すぐ全員がやるべきSNSではありません。特に、これからSNSを始める企業や個人事業主が、最初に取り組むSNSとしては優先度が低いです。
理由は、Substackには拡散性がほぼないからです。
InstagramのリールやYouTubeショート、Threadsのように、知らない人にどんどん届いていくSNSではありません。まだファンがいない状態で「Substackを頑張ります」と意気込んでも、「そもそもどこから読者を連れてくるのか?」という壁にぶつかってしまいます。
これから認知を広げたい方は、まず拡散性のあるSNSから始めるのが鉄則です。
InstagramやThreadsなどで広く知ってもらう。そのあとに、より濃いファンと深くつながる場所としてSubstackを導入する。この順番の方がずっと現実的です。
一方で、すでにファンがいる人にはSubstackは向いています。
- Instagramのフォロワーが多い人
- YouTubeのチャンネル登録者が多い人
- すでにメルマガの読者がいる人
- 商品やサービスを買ってくれるファンがいる人
こういった方々にとって、Substackはかなり強力な武器になる可能性を秘めています。
つまり、「Substackは始めるべき?」と聞かれたら、答えは人によります。
今から認知を取りにいく段階なら、優先度は低め。でも、すでにファンがいて、その人たちと直接的に濃いつながりを作りたいなら、おすすめできるSNSです。
② Substackはメルマガ付きの海外版note
Substackを一言で説明すると、海外版noteにメルマガ機能が付いたようなサービスです。
noteのように記事を書いたり、音声や画像を投稿したりできるのはもちろん、有料購読を設定して月額課金という形で収益化することも可能です。
ただ、Substackの一番の強みは、記事を書けることではありません。 最大の特徴は、「フォロー」が実質的に「メルマガ登録」になることです。
読者があなたのSubstackをフォローしてくれた瞬間、その人はメルマガにも登録した状態になります。そして発信者側は、その読者のメールアドレスを確認することができるんです。
ここが、noteやInstagramなどのSNSとは決定的に違うポイントです。
- noteで記事を読んでもらう
- Instagramでフォロワーを集める
- YouTubeでチャンネル登録をしてもらう
これらはどれも大切なことですが、基本的に発信者側がフォロワーや登録者のメールアドレス(=個人の連絡先)を持つことはできません。
一方、Substackならフォローしてくれた人のメールアドレスを自分で管理できる。つまり、「読者リスト」を持てるんです。
この読者と直接つながれる仕組みがあるからこそ、Substackはただの記事投稿サービスではなく、強力な発信プラットフォームとして注目を集めています。
③ 海外で注目された背景:「フォロワーの連絡先を自分で持てない」という問題
Substackが海外で一気に注目を集めた背景には、SNS特有のフォロワーの連絡先を自分で持てないという問題がありました。
日本ではなかなか理解されにくいのですが…、
想像してみてください。たとえば、Instagramで何万人ものフォロワーを抱えるインフルエンサーがいるとします。彼らは時間もお金も労力もかけて発信を続け、ファンとの深い関係を築き上げてきました。
でも、もしそのアカウントが突然BAN(凍結)されたらどうなるでしょうか? あるいは、手違いでアカウントを削除してしまったら?
一瞬にして、フォロワーと連絡を取る手段がすべて消滅してしまいます。これは発信者にとって、本当に恐ろしいことです。
Instagram、Threads、Facebook、YouTubeなどのSNSでは、フォロワーやチャンネル登録者のメールアドレスを教えてくれません。 自分の発信を好きだと言ってくれている人たちなのに、発信者側は直接連絡できるリストを持てないのです。
海外では、こうした状況に、疑問や危機感を抱くクリエイターが増えてきました。
「自分が頑張って集めたフォロワーなんだから、連絡先ぐらい自分で管理できてもいいのではないか?」
この思想から支持を広げていったのが、Substackです。
Substackなら、フォローしてくれた人のメールアドレスを自分で管理できます。これは、発信者にとって最大のリスクヘッジになります。 極端な話、もし明日Substackをやめたとしても、手元にはメールアドレスのリストが残ります。
直接連絡できる読者リストを持つことは、発信者にとって大切な資産になります。
④ 無料メルマガスタンドとして活用できる
日本でSubstackを日常的に使っている人はまだ少ないです。そのため、わざわざアプリをダウンロードして見に来てもらうのは、正直ハードルが高いです。
でも、無料のメルマガスタンドとして使うと、かなり優秀です。
通常、メルマガを配信しようと思うと専用のスタンドと契約する必要があり、読者数が増えるほど毎月のコストもかさみます。しかし、Substackなら何人に送ってもずっと無料で使えます。
しかも、メルマガの登録ページもあらかじめ用意されています。自分で複雑なシステム設定などをしなくても、スムーズに読者に登録してもらう導線を作れるのは大きなメリットです。
- InstagramやThreadsで広く知ってもらう(認知)
- noteやブログでより深く伝える(理解)
- Substackで読者に直接届ける(継続的なつながり)
このようにそれぞれのSNSの役割をしっかり分けることで、実務に落とし込むことができます。
LINE公式との使い分け
LINEは日常的に使う人が多く、読者の反応を得やすいのが強みです。 ただし、LINE公式は、無料で配信できる通数に制限があります。
そこで、何人に送っても無料のSubstackを保険として併用するのがおすすめです。
- LINE公式:テンポの良いやり取り、販売への導線
- Substack:じっくり読ませる長文、読者リストの管理
このように役割を分ければ、コストを抑えつつ、互いの弱点を補い合う使い勝手の良い発信体制が作れます。
⑤ Substackの便利な機能
Substackには、記事投稿以外にもいろいろな機能があります。
主な機能は次の通りです。
- 記事・音声・画像などの投稿
- 有料購読の設定
- 記事の読み上げ機能
- コメントやチャット機能
- メルマガの開封率の確認
- ライブ配信機能
- 独自ドメイン対応
- 読者のメールアドレス管理
まず、文章だけでなく音声や画像など、さまざまなフォーマットで投稿できるのは魅力です。メルマガとして配信しながら、SNSのような交流もできるといったイメージです。
また、有料購読(サブスク)の設定も可能です。たとえば、月額500円のプランを作った場合、手数料として約10%が差し引かれる仕組みです。無料で広く発信するだけでなく、より濃いファンに向けて有料コンテンツを届けることもできます。
発信者側として嬉しいのは、開封率の確認ができる点です。「どのくらいの人がメールを開いてくれたか」「どんな内容が反応が良いか」をデータで確認できるのは、発信を続ける上で役立ちます。
そして、個人的に読者目線で「これ、すごくいいな!」と思っているのが記事の読み上げ機能です。
最近はポッドキャストなど耳からのインプットが人気ですが、長い記事を最後まで目で追うのがしんどい日もありますよね。運転中や家事、運動中など、画面を見られない場面でも耳で記事を聴けるのは便利です。
⑥ 海外で支持を広げている理由
海外において、InstagramよりもSubstackの方がいいと評価されるのには、明確な理由があります。
最大の理由は、アルゴリズムに左右されないことです。
InstagramなどのSNSは、タイムラインに表示される投稿の多くがレコメンドです。いくらフォロワーがたくさんいても、その全員の画面に自分の投稿が表示されるわけではありません。
一方でSubstackは、読者の受信箱に直接届きます。 もちろんメールを開封してもらえないことはありますが、SNS特有の「そもそも表示すらされない」という問題とは別物です。
この読者の受信箱に直接届けられる安心感が、Substackの大きな強みです。
また、広告がない落ち着いた環境であることも好まれる理由のひとつです。 Instagramのような華やかさや爆発的な拡散力はありませんが、その分、落ち着いて文章を読んでもらいやすい場所です。
【海外事例】大手メディアを離れ、Substackに主戦場を移したケース
実際、海外では著名なジャーナリストや作家がSubstackを使って大きな成功を収めています。
- ピューリッツァー賞受賞の報道記者(グレン・グリーンウォルド氏)
- 著名な政治ジャーナリスト(マシュー・イグレシアス氏)
- 元ニューヨーク・タイムズ編集者(バリ・ワイス氏)
- 世界的な大物小説家(サルマン・ラシュディ氏)
これまで、彼らが読者に作品を届けるには、新聞社や出版社といったメディアを通す必要がありました。
しかしSubstackを使えば、自分の言葉を直接読者に届けることができます。 読者がその発信を支持すれば直接購読され、そこからダイレクトに収益も生まれる。
発信者が自分の読者のリストを持ち、直接つながれる時代になったことの象徴的な出来事です。
日本でも広がるのか?
海外で急激に普及したのは、圧倒的な知名度を持つトップクリエイターたちが「これからはSubstackで発信します」と宣言したからこそ、読者も一気に動いたという背景があります。
日本で例えるなら、誰もが知る超有名な作家や評論家が「出版社を通さず、これからはSubstackで少しずつ作品を出します」と宣言するようなものです。そうなれば読者もこぞって登録するでしょうが、今の日本でそこまでの大きな動きは起きていません。
だからこそ、一般的な発信者が「今すぐSubstackをやらなきゃ!」と焦る必要はまったくないんです。
⑦ 赤髪が日本でSubstackをおすすめした事例
日本でもSubstackをおすすめできるケースはあります。
たとえば、インバウンドで成り立っているホテルです。
完全に外国人向けのホテルであれば、海外のお客様に向けたメルマガとしてSubstackは使いやすいです。日本語のSNSで国内向けに発信するよりも、英語で海外のお客様に直接情報を届けたい場合は、Substackの方が相性がいい。
もう一つは、海外向けに商品やサービスを広げたい企業です。
実際に私は、2030年にサウジアラビアで開催される万博に向けて、英語でアメリカ人に発信したいというキッチンメーカーさんにSubstackをおすすめしました。
このように、海外の人に向けて情報を届けたい企業や、英語圏の読者とつながりたい事業者にとっては、Substackは選択肢に入れていいと思います。
まとめ
Substackは、今すぐ全員がやるべきSNSではありません。
これから認知を広げたい人は、まず拡散性のあるSNSを優先してください。ThreadsやInstagramなどで知ってもらうことが先決です。
ただし、すでにファンがいる人、読者リストを持ちたい人、無料のメルマガスタンドを探している人には、Substackはかなり相性がいいです。
今、流行っているから焦って始める必要はまったくありません。
でも、自分の読者と直接つながりたい人、長く安定した発信基盤を作りたい人は、選択肢として知っておく価値があります!
以上、広報担当:MARIによるYouTubeまとめでした。
最近、ThreadsやXでも、Substackという言葉を見かける機会が増えてきましたね。
今回は、「Substackってなに?」というテーマでお届けしました。
・Substackって初めて聞くけどなに?
・noteと何が違うの?
・今から始めた方がいいの?
そんな疑問を持っている方にとって、答えが分かる内容となっています。
🌹赤髪は、2025年3月に、すでに海外の動きからSubstackに着目し、noteやInstagramLIVEで解説をしていました。こちらも、ぜひチェックしてみてください👇🏻
https://note.com/embed/notes/n219e5bc3339d
https://note.com/embed/notes/nf7fd934c7161
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執筆:MARI / ライター

元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外・社内・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。
赤髪|プロフィール

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年に、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」設立。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)
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