AIでSNS戦略を作る方法|発信軸・Manus・KPIを解説【講座レポ】
目次

こんにちは!SNS戦略家・赤髪の広報担当:MARIです。
5月1日、全4回にわたる「AI×SNS講座」の第1回を開催しました。
昨今、AIのすさまじい進化を肌で感じている方も多いのではないでしょうか。
これからの時代、SNSとAIの掛け合わせを「知っている人」と「知らない人」の差は急速に広がっていくといわれています。
2023年以降、AIは特別な人が使うものから、使わないと損をする当たり前のツールへと変化しました。
とはいえ、「日々のSNS運用にどう活かせばいいのか分からない…」と悩んでいる発信者もまだまだ多いのが実情です。
だからこそ、今がチャンス!
今回の講座には、そうした現状を打破したいと考える経営者や、個人事業主の方々が集結しました。
第1回のテーマは、「AIに戦略を丸投げ」。
SNS戦略家13年目、1,500社以上を支援してきた赤髪が、戦略づくりで毎日使っているAI活用法を、現場目線でレクチャーしました。
本レポートでは、講座の肝となったSNS戦略の考え方とAIの実践的な活用法をまとめています。
【この記事で分かること】
・SNSで成果を出すために、なぜ戦術より戦略が大切なのか
・戦略的なSNS運用とは何か
・発信テーマを6つの軸に分けて設計する方法
・SNS戦略をAIに作ってもらう方法
・SNS運用で見るべきKPI
この記事は、2026年5月13日noteに投稿したものです。
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はじめに|AIは本当に当たり前になったのか
「2023年以降、AIが当たり前のツールになった」
本当だろうか。
日々SNS&AIの進化を勉強しているMARI的には頷ける話なのだが、気になったので日本企業のAI普及の現状を調べてみた。
ちなみに、私が大手企業で広報をしていた2022年の段階では、AIを日常的に使っていませんでした。精度の高い文字起こしAIツールが見つからず、同僚と躍起になって探していた記憶があります(笑)。
では、最新のデータを見てみましょう。
2025年12月発表の「生成AI・RPA導入実態調査」によると、従業員300名以上の企業では約9割が生成AIツールを導入しています。
ところが、帝国データバンクの調査を見ると、日本全体で生成AIを活用している企業は17.3%(2割弱)にとどまっているのです。
つまり、生成AIは一部の大企業や特定部門では導入が進んでいるものの、日本全体の生産性を押し上げるほどの力にはなっていないのが現実です。

さらに、企業内でAIを使いこなしているヘビーユーザーは20代に集中しているというデータもあります。一方で、利用経験の乏しい40代・50代のマネジメント層が、AIを駆使する若手を管理・統制しなければならないという、構造的な課題も生まれています。
つまり今、日本企業全体でAI人材の育成が急務となっているのです。

このような状況の中、AIをいち早く学んで使いこなす人が勝つ。
改めて、そう確信しました。
AIを活用してSNSを効率よく運用するスキルは、個人の発信力を高めるだけでなく、日本全体の生産性を押し上げるためにも不可欠な力になりそうです。
それでは早速、講座本編のレポートに入っていきましょう!
①SNSは戦術より戦略
赤髪:SNSは戦略がすべてです。
SNS運用というと、多くの人が戦術を学びたがります。
ハッシュタグは何個がいい?ショート動画は何秒がいい?毎日投稿したほうがいい?こうした投稿テクニックは、もちろん大切です。
でも、戦術よりも先に戦略が必要なんです。
戦略とは、目的を達成するための方向性です。
誰に、何を、なぜ届けるのかを決めること。
ここが決まっていなければ、どんな戦術も機能せず、売上や集客を達成できません。
SNSはコンテンツを作るので、文系だと思われがちですが、全然違います。超理系です。数字からの逆算です。
自分の中から無理に投稿ネタを引っ張り出そうとしなくていいんです。
すでに流行っているもの、反応が取れているもの、市場で求められているものから逆算していく。
企業や個人事業主が集客のためにSNSをやるなら、クリエイティブよりも、現場を観察する力、市場を観察する力が大事です。
そこから逆算して、コンテンツを作れるか。
それが戦略です。
②戦略的なSNS運用とは?発信テーマの設計方法
赤髪:戦略的なSNS運用で大事なのは、まず何を発信するかを決めることです。
まずは、発信の軸を6つに分けてください。
たとえば、浜松の不動産屋さんなら、
1.浜松で不動産を買うときに気をつけること
2.浜松の土地の良さ
3.不動産を買った人に伝えたいこと
4.30代で家を買うメリット
5.不動産ローンの話
6.良い不動産屋と悪い不動産屋の違い
このように、大きなテーマを6つ作ります。
そして、その6つをさらに6つの小テーマに分ける。そうすると、6×6で36個の発信テーマができます。
今日何を投稿しよう…と毎回考えるから、ネタ切れするんです。最初に発信テーマを設計しておけば、思いつき投稿から抜け出せます。
さらに大事なのは、投稿して終わりにしないことです。小テーマごとに投稿し、閲覧数を記録して平均を出します。
数字を見れば、どのテーマが伸びているか分かります。
伸びているテーマは残す。伸びていないテーマは消す。
これを繰り返すことが、戦略的にSNSを運用するということです。

💡MARIも発信軸を考えてみた!
私もさっそく自分のThreads発信軸を整理してみました。
レクチャー系よりエンタメ要素のある投稿が伸びている肌感がありましたが、数字で見るとやはり、語源や偉人のエピソードといった知的好奇心をくすぐるテーマが伸びていました。
また、図解を入れたライティングの基本テクニックも伸びてきました。
情報の流れが速いフロー型のThreadsにおいて、どんな投稿が好かれ、愛されるのか。その輪郭が少しずつ分かるようになってきた気がします。
SNSは思いつきで発信するのではなく、戦略的に育てていくもの。今、その手応えと面白さを体感しています。
5月1日から開始したリアルなデータと分析の様子は、またレポートでシェアしますね。

③SNS戦略をAIに作ってもらう方法とは?
赤髪:SNS戦略を作るのに、2026年5月時点のおすすめのAIはManusです。
ただし、Manusへの指示は雑にしないことが大切です。
たとえば、「フィットネス講師がSNSをやるにはどうしたらいい?」だけでは、浅い回答になりやすい。
より良い回答を得るには、
・講師の経歴
・集客に力を入れる理由
・SNSに使える時間
・最終的に叶えたいゴール
・単価や集客人数
・重視したい条件
・ファクトチェックを厳しくしてほしいこと
・見たらすぐ行動できる形にしてほしいこと
などを具体的に伝える必要があります。また、Manusへのプロンプトを作る際は、ChatGPTを使うのもおすすめです。
AIに丸投げするといっても、出てきたものをそのまま使っていいわけではありません。
皆さんは、監視官であり指揮官です。
Manusが作った戦略をしっかり読み込み、足りないところがあれば追加で指示を出す。もっと詳しくしてほしいところは深掘りする。自分の理想に届いていなければ、はっきり修正を依頼する。
ここまでやって、はじめてAIを使ったSNS戦略になります。
Manusを使えば、SNSの戦略づくりにかかる時間を大きく短縮できます。
④SNS戦略では何をKPIにすべき?
赤髪:SNS戦略では、KPIをどこに置くかが重要です。
KPIとは、この数字が上がれば、売上も上がるという指標のことです。SNSは、いかにこのKPIを増やすかというゲームです。
多くの人はフォロワー数を追いかけますが、フォロワー数と売上は比例しません。フォロワーが10万人いても売上につながらない人もいれば、フォロワーが150人でもしっかり売上につながっている人もいます。
私たちが本当に見るべきなのは、フォロワー数ではなく、売上につながる数字(KPI)なのです。
たとえば、各SNSでは以下のような数字がKPIになります。
・Instagramならストーリーズのアクション数
・YouTubeならコメント数や高評価数
・Threadsならコメント数やいいね数
・ブログなら閲覧数やリピーター数
そして、一番おすすめしたいKPIは、LINE公式の友だち数です。
LINE公式は、こちらからアクションできるリストです。
通常のSNS投稿はアルゴリズムに左右されるため、フォロワー全員に投稿が届くとは限りません。しかし、LINE公式に登録してもらえれば、こちらから直接、メッセージを届けることができます。
SNS運用のゴールは、ただフォロワーを増やすことではありません。
売上につながる導線を作ること。そのために、LINE公式の友だち数を増やすこと。
これが、SNS戦略で見るべきKPIです。

💡MARIの視点
企業広報時代にはプロジェクトを遂行するたびに、KGIとKPIを設定していました。
・KGI(Key Goal Indicator=重要目標達成指標)
最終的にどこにたどり着きたいかを示すゴールのこと。登山の山頂、ドライブの最終目的地にあたります。
・KPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)
目的地に向かって正しく進んでいるかを確認する、中間チェックポイントです。プロセスごとの具体的な数値目標です。
たとえば、社外広報の場合、下記のような感じで設定していました。
KGI:企業の専門性や信頼性を高め、業界内で想起される存在になる
KPI:
・業界誌への掲載件数:月3件
・社長コメントの掲載数:月2件
・取材依頼数:月2件
SNS運用でいうならば、KGIは売上や集客など、最終的に達成したい成果。
そのゴールに向かって、何をKPIに設定するのがベストなのか。一人ひとりが、自分のビジネスに合わせて考えることが大切です。
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この記事では、「AIに戦略を丸投げ」をテーマに、SNS戦略の考え方から、発信テーマの設計方法、Manusを使った戦略設計、SNS運用で見るべきKPIまで、講座で特に重要だったポイントをレポートしました。
・戦術の前に、まずは戦略を立てる
・発信テーマは6つの軸で分類すると整理しやすい
・高度なSNS戦略は、AI(Manus)に丸投げできる
・AIに任せる際は、具体的な情報と条件をセットで伝える
・追うべき数字は、フォロワー数ではなく、売上につながるKPI
これまで「難しそう…」と後回しにしていた戦略立案も、AIの力を借りればすぐに精度の高いものが完成します。ぜひ今日から、AIを優秀な右腕としてフル活用してみてくださいね。
以上、広報:MARIのセミナーレポでした。
講師:赤髪

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年より、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」主宰。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)
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