Podcastが伸びない理由とは?Spotify公式に学ぶ番組づくりの心構え

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【この記事で分かること】
・Podcastが伸びない人に共通する落とし穴
・完璧を目指さず配信を続けるコツ
・忙しくても収録を習慣化する方法
・リスナーに見つけてもらうための導線づくり
・ネタ切れしたときのテーマの考え方
・Podcastを長く続けるために大切な心構え

下記は動画の内容を記事にしたものです。

この記事は、2026年6月11日noteに投稿したものです。
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今、ポッドキャストが熱い

Podcast、楽しいですよ。

2026年2月にこの動画を撮影しているんですけれども、最近じわじわとPodcastが流行ってきているなと感じています。新しくPodcast番組を持つ人も増えていますよね。

そこで今回は、Podcastといえば代表的なアプリであるSpotifyの公式が教えてくれている「Podcast配信者になるための心構え」を紹介します。

私自身、Podcastの伸ばし方を言語化したいと思っていろいろ調べていたときに、Spotify公式の記事を見つけました。その記事には、Spotifyの中の人が伸びている番組の配信者に話を聞き、これから始める人に向けたアドバイスがまとまっていたんです。

これからPodcastを始めたい人。すでに始めているけれど、伸び悩んでいる人。そんな方にはかなり役に立つ内容だと思います。

私自身もPodcastをやっているので、日々悩むことがあります。続けることの難しさ、伸び悩む不安、「これで合っているのかな」という迷い。

これは音声配信をしている人だけではなく、発信している人なら誰もが一度は通る悩みだと思います。だからこそ、この動画でその不安が少しでも軽くなれば嬉しいです。

心構え① 完璧を目指さず、まず継続する

Spotify公式が教えてくれる心構えの1つ目は、継続することです。

では、どうやったら継続できるのか。

一番大切なのは、最初から完璧を目指さないことです。

YouTuberを見ていてもそうですが、今はすごくクオリティの高い動画を出している人でも、最初の自己紹介動画までさかのぼると、意外と画質が荒かったり、背景がシンプルだったり、音質が悪かったりします。

そんなものなんです。

私も今こうしてYouTubeをやっていますが、全然理想通りではありません。もっとこうしたい、もっと話がうまくなりたい、カメラを2台にしたいなど、思うことはたくさんあります。

でも、最初から完璧なんて無理です。

YouTuberの友人に聞いたときも、「100本撮って初めてカメラの前で話すことに慣れる」と言われました。つまり、最初はうまくできなくて当たり前なんです。

Podcastも同じです。

最初の1本から完璧な番組を作ろうとすると、配信できなくなります。だから、まずは完璧ではなくても配信する。続けながら成長していく。

これが、Podcastを続けるための大前提です。

心構え② 続けるための仕組みを先に作る

Podcastを継続するには、気合いではなく仕組みが不可欠です。始める前に、まずは以下の2つを設定しておきましょう。

  • 数ヶ月分の投稿内容(企画)を考えておく
  • 毎週の収録曜日・時間をスケジュールに組み込む

Podcastなどのコンテンツ配信は、すぐに反応や利益に直結するわけではありません。そのため、どうしても目先の売上やクライアントワークを優先して後回しになりがちです。だからこそ、あらかじめ収録のための時間を確保しておくことが大切です。

一人でスケジュールを守れない場合の対策

自分一人だとつい後回しにしてしまう人は、他者や環境を利用して強制力のある約束を作るのがおすすめです。

  • 人を巻き込む:収録中、友人や知人にZoomを繋いでもらう。人との約束になるため、言い訳をして逃げなくなります。私自身も、友人にお願いしてこの方法を実践しています。
  • 場所を予約する:あえて外部の収録スタジオを予約する。お金と場所を確定させることで、人との約束に近い効果を発揮します。

継続は気合いだけでは乗り切れません。先延ばしにしない仕組みを最初に作ってしまいましょう。

心構え③ Podcast配信は「簡単ではない」と心得る

映像が不要で声だけで始められるPodcastは、YouTubeなどに比べて簡単に思えるかもしれません。しかし実際には、意外と多くの工数と精神的コストがかかります。

配信までに発生する主な作業

  • 企画・リサーチ: テーマの選定、同業者の番組リサーチ
  • 構成・ライティング: 台本の作成、タイトル・説明文の考案
  • 環境・マインドセット: マイクや静かな収録場所の確保、「今から話すぞ」という気持ちの切り替え(手元にコーヒーを用意するなど)

音声だけでもこれだけのステップがあり、決して楽な作業ではありません。

焦らず、ゆっくり育てていく 

「配信すればすぐに何千回再生される」「すぐにお客さんが来て売上に繋がる」といったことは、現実にはなかなか起こりません。

しかし、価値あるものほど簡単に手に入らないのも事実です。すぐに結果が出ないからといって、焦る必要はありません。Podcastは、時間をかけてゆっくりと育てていくメディアだと心得ておきましょう。

心構え④ 正解を探すより、まず配信して反応を見る

Podcastを始めると「何を話せば伸びるのか」と悩みますが、最初から正解を知っている人は誰一人いません。何百万人ものフォロワーを抱えるトップクリエイターであっても、SNS戦略に13年携わる私であっても同じです。

完璧な正解を探して悶々と時間を過ごすより、まずは「これなら話せそう」と思えるテーマで配信し、世の中の反応を見ることが番組を伸ばす基本です。

配信する→検証するのサイクルを回す

配信を積み重ねていくことで、次第に正解が見えてきます。

  • あのエピソードは反応が良かった
  • このテーマはあまり聴かれなかった
  • こういう切り口だとコメントが来やすい 

このように、まずは配信してみて、その結果から検証していく姿勢が大切です。

悩みすぎてしまう時の対処法:時間を区切る 

どうしてもテーマや構成に悩んでしまう人は、作業時間を制限してしまいましょう。

  • テーマを考える時間:15分
  • 台本を作る時間:1時間 

このように時間を区切り、その範囲内で完成させたものをまずは配信してみる。完璧主義を手放すことが、成長への第一歩です。

心構え⑤ リスナーを増やす導線を作る

Podcastは、ただ配信するだけで自然に拡散されるものではありません。多くの人に聴かれる番組にするためには、リスナーが番組に辿り着くための導線を自ら作る必要があります。

Spotify公式が推奨する6つのアプローチ 

リスナーを増やすための6つの方法は以下です。

  1. 番組専用のSNSアカウントを作る 

ThreadsやInstagramなどで専用アカウントを開設し、配信して終わりではなく、SNS上でも番組の存在を継続的に発信します。

1.ゲストを呼ぶ 

ゲストを招くことで印象的な場面が生まれやすくなります。また、そのハイライトを切り取ってSNSでシェアできます。

2.他の番組と相互に紹介し合う

他の配信者とコラボレーションしたり、お互いの番組を紹介し合ったりすることで、自分の番組を知らない新たな層へアプローチできます。

3.自分が他の番組にゲスト出演する

自分の番組内だけで完結させず、外部の番組に出向くことで、リスナーとの接点がさらに広がります。

4.番組のトレーラー(予告編)を作る

誰に向けた、どんな番組なのかが初見の人にもすぐ伝わるよう、2〜3分程度の紹介エピソード(SNSの固定ポストや自己紹介動画のような役割)を用意します。

5.リスナーにSNSをフォローしてもらう

SNSで繋がることで、「最新エピソードを更新しました」といったダイレクトな告知や、双方向のコミュニケーションが可能になります。

このように、聴いてもらうための導線を作ることが大切です。

心構え⑥ ネタは「興味」と「物語」から考える

Podcastを続けていると、ネタが思いつかないときもあります。そんな時は、Spotify公式が推奨する以下の3つの視点からテーマを考えてみましょう。

  • 自分がもっと知りたいと思うことは何か
  • 自分やゲストが持っている「物語」は何か
  • 何時間でも語れそうなテーマは何か

興味が継続と熱量を生む 

自分がまったく興味を持てないテーマを無理に選んでしまうと、やがて収録自体が苦痛になり、継続が難しくなります。自分が本当に知りたいことや、自分(またはゲスト)だからこそ語れる物語を深掘りしていく方が、結果的に番組は長続きします。

さらに、Podcastは声に熱量が伝わるメディアです。だからこそ、表面的な正解探しに偏るのではなく、自身の「興味」と「物語」を軸にテーマを選ぶことが何よりも大切です。

心構え⑦ リスナーを番組に巻き込む

Podcastは、ホストが一方的に話して終わるものではありません。リスナーを積極的に巻き込み、一緒に番組を作っていく感覚を共有することが大切です。

リスナーを巻き込む具体的なアクション

  • 番組の中で質問を投げかける
  • Spotifyの投票(アンケート)機能を活用する
  • もらったコメントやメッセージを番組内で紹介する

発信は一方通行ではなく、コミュニケーション

勇気を出してコメントしたのに、まったく拾ってもらえなかったら誰でも寂しい気持ちになりますよね。これはSNSでもPodcastでも同じです。

リスナーの声をしっかりと拾い上げ、番組の中に反映させていく。こうした双方向のコミュニケーションを積み重ねることで、単なる配信からリスナーと共に育てる番組へと進化していきます。

心構え⑧ 本当の努力は舞台裏にある

Podcastを伸ばすためには、表向きのトーク以上に舞台裏での地道な努力が番組の質を左右します。事前準備を徹底する、収録スケジュールを管理する、そして自信を持って堂々と話す。こうした見えない部分の積み重ねが、番組の確固たる土台となります。

アウトプットを支えるインプットの習慣 

Podcastはアウトプットの場です。日々の学び(インプット)が枯渇してしまうと、話す内容も次第に薄くなってしまいます。番組の中身を豊かに保つためにも、以下のような日常的なインプットが欠かせません。

  • 本を読む・人の話を聞く
  • 他のPodcast番組を聴く
  • SNSでの反応を観察する
  • 現場で感じたことや気づきをメモする

伸びている配信者は、決して表に出ている部分(才能や見せ方)だけで勝っているわけではありません。見えないところで準備し、学び、改善し続けているからこそ、結果に繋がっているのです。本当の努力は、常に舞台裏にあります。

心構え⑨ 自分が誇れる番組を作る

Podcastを長く続けるための最大の原動力は、自分自身が誇りを持てる番組かどうかにかかっています。自分自身でも聴きたいと思える内容でなければ、モチベーションを維持することはできません。

再生数に囚われず、自分の頭の整理として活用する 

リスナーに聴いてもらうことはもちろん重要ですが、それ以前に、この番組は自分にとって意味があると思えるかどうかが重要です。Podcastは、自分の心と頭の整理の場でもあります。インプットした知識を音声としてアウトプットすることで、自分の血肉となっていきます。だからこそ、目先の再生数だけを見て落ち込む必要はありません。

納得できなければ「ボツにする勇気」を持つ 

そしてもう一つ大切なのが、公開しないという選択肢を持つことです。「せっかく時間と労力をかけて収録したから…」という理由だけで、無理にアップする必要はありません。

後から聴き直して「何かが違う」「納得がいかない」と感じたなら、思い切ってボツ(お蔵入り)にする。その勇気を持つことも、自分が誇れる番組の質を大切に守るための重要な決断です。

さいごに|録音ボタンを押し忘れない

どれだけ完璧な準備をして最高のトークができても、録音されていなければすべては幻です。

「撮れてなかった…!」 私自身も絶望した経験がありますが、これは配信者にとって最も恐ろしく、かつ意外とよくある失敗です。

すべての努力を水の泡にしないための、たった一つのアクション。

録音ボタンを押す!

超実務的ですが、これこそが絶対に忘れてはいけない最大の教訓です。

まとめ

Podcastはすぐに再生されるわけでも、売上につながるわけでもありません。でも、だからこそ面白いんです。

大切なポイントをまとめます。

  • 最初から完璧を目指さない
  • 曜日と時間を決めて収録を習慣化する
  • 一人で難しいときは人を巻き込む
  • Podcastは簡単ではないと知っておく
  • 正解を探しすぎず、まず配信して反応を見る
  • 番組専用のSNSアカウントを作る
  • ゲストや他番組とのコラボで接点を増やす
  • リスナーさんの声を番組に取り入れる
  • アウトプットのためにインプットを続ける
  • 自分でも聴きたいと思える番組を作る
  • 録音ボタンを押し忘れない

Podcastは、これからさらに盛り上がっていくメディアです。
ぜひ、自分が誇れる番組を作ってみてください。


以上、広報担当:MARIによるYouTubeまとめでした!

今回は、SNSマーケター13年目で自身もPodcastの配信をしている赤髪が、伸ばす秘訣・心構えについてお話ししました。

・これから音声配信を始めたい方
・すでにPodcastを始めたけど伸び悩んでいる方

そんな方にとって、何度も見返したくなる濃い内容に仕上がっています。

毎週金・土・日の19時にYouTube「赤髪のがみちゃんねる」を更新しています。

引き続き、よろしくお願いします。

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執筆:MARI / ライター

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元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外・社内・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。

赤髪|プロフィール

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SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年に、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」設立。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)

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