SNS運用者におすすめの本5選|赤髪が選ぶマーケティングの基礎体力がつく良書
目次
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【この記事で分かること】
・SNS運用者が読んでおきたい良書5冊
・炎上しないために学ぶべき視点
・SNSマーケティングの基礎体力をつける方法
・信頼を失わない売り方の考え方
・ショート動画に活かせる映像表現の学び方
・SNSが人の考え方を過激にする仕組み
下記は動画の内容を記事にしたものです。
この記事は、2026年6月6日noteに投稿したものです。
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おすすめ本①ネット炎上事例300

炎上だけはしたくない。
SNSを運用している人なら、誰もが一度は思ったことがあるはずです。そんな方にまず読んでほしいのが『ネット炎上事例300』です。
この本、本当にいいです。実際の炎上事例が300件も集められているのですが、ただ「こんな炎上がありました」と並べているだけではありません。
・誰が炎上したのか
・なぜ炎上したのか
・炎上後にどう対応したのか
・そこから何を学べるのか
ここまでが、かなりシンプルに整理されています。
しかも、基本的に1ページ1事例で読みやすい構成になっています。テンポよく読めるので、分厚い本ではありますが、実務者にとってはかなり使いやすい本です。
なかには、「それで炎上するの?」と思うような事例もたくさんあります。
だからこそ、SNS運用者は事前に知っておいたほうがいいんです。炎上してから対応を考えるのではなく、どういう言動が火種になるのかを知っておく。
この本は、炎上しないための教科書として読める一冊です。
おすすめ本②SNSマーケティング100の法則

次に紹介したいのが『SNSマーケティング100の法則』です。
これは初心者さんにも読んでほしい本です。
私は以前、クライアントさんと契約したら、まずこの本を送っていました。人生を通して、100冊以上は買っていると思います。それくらいおすすめです。SNSマーケティングの大切な考え方が、すごく読みやすくまとまっています。
Instagram、YouTube、X、Threads、ポッドキャストなど、今はたくさんのSNSがあります。Instagramだけ運用するなら、Instagramの知識だけあればいいのか。私はそうは思いません。
ひとつのSNSを運用するにしても、他のSNSに目を向けることは大切です。さらに言うと、インターネットビジネス全体の仕組みを知ることも大切です。
SNS運用は、投稿を作るだけの仕事ではありません。集客、信頼づくり、導線設計、顧客との関係づくりまで含めて考える必要があります。
そういう意味で、この本はSNS集客やSNSマーケティングの基礎体力をつけてくれる一冊です。
おすすめ本③ザ・ダークパターン

3冊目は『ザ・ダークパターン』です。
これは、ネットに関わる人なら読んでおいたほうがいい本です。テーマは、ユーザーの心や行動をあざむくデザインです。
たとえば、こういう売り方を見たことはありませんか。
・あと1時間で売り切れます
・今だけ安いです
・先着10名様限定です
・100万円の商品が今だけ30万円です
もちろん、すべてが悪いわけではありません。ただ、人の不安や焦りにつけ込んで、思考を止めさせて販売するような手法はあります。
この本では、そういったダークな売り方や、ユーザーをあざむくような設計が、図解や実例写真つきで紹介されています。
なぜSNS運用者に読んでほしいかというと、長い目で見たときに顧客の信頼を失うSNSマーケティングをしている人が多いからです。
たとえば、私の業界でよく見かけるのが煽り系の発信です。
「Instagramのアルゴリズムが変わりました」
「昨日までの運用はもう通用しません」
「知らないと終わります」
こういう強い言い方で見込み客を不安にさせて、その不安につけ込んで商品を売る。正しい知識を知りたいなら、私のところへ来てください、という流れです。
短期的には売れるかもしれません。でも、長い目で見ると信頼を失います。情報弱者ばかりが集まってしまい、結果的に商品やサービスの質も落とさざるを得なくなるかもしれません。
人をあざむく売り方や、不安につけ込む売り方は、長く続きません。本当に大切なのは、ヒューマンフレンドリーであること。見ている人の信頼を積み上げることです。
この本はダークパターンの危うさを具体例で学べる一冊です。
おすすめ本④映像クリエイターのための完全独学マニュアル

4冊目は『映像クリエイターのための完全独学マニュアル』です。
今ショート動画がとても流行っています。でも、ショート動画の撮り方って、意外と分からないですよね。
私自身も、最初はかなり悩みました。ショート動画の教科書がほしいと思っていました。
ただ、ショート動画を教えている人の中には、自分がうまくいった方法をそのまま人に押し付ける人も多いと感じています。
たとえば、少し前に流行った「社長、社長、〇〇って何ですか?」とスタッフが聞いて、社長が答えるような型がありますよね。
そういう流行った型を持っている先生がいて、「自分と同じことをしなさい」と教える。
でも、人にはそれぞれ魅力があります。やりたいことも、やりたくないことも違います。本来は、一人ひとりに合うショート動画を提案するべきだと思っています。
そこで役立つのが、映画やドラマの映像技術です。
映画の世界では、撮影テクニックがものすごく言語化されています。映画監督になるための学校も世界中にありますし、映像表現の理論が積み上がっています。
この本では、そういった映像のルールやテクニックが、図で分かりやすく紹介されています。
たとえば、こんなことが学べます。
・逆光を使うと、どんな印象になるのか
・ポジティブに見せたいときは、どうカメラを動かすのか
・怒っているように見せたいときは、どう撮るのか
・人物を右に置くと、見る人はどう感じるのか
・人物を左に置くと、どう印象が変わるのか
・仲良く話しているように見せるには、どう人物を配置するのか
もちろん、この本は映画や横画角の撮影をベースにした内容なので、ショート動画にそのまま使えるわけではありません。
でも、映像のルールを構造的に理解できるという意味では、かなり読む価値があります。
ショート動画を教えている人、これからショート動画を強化したい人、動画スキルに自信がない人にはおすすめの一冊です。
おすすめ本⑤ソーシャルメディアプリズム

最後に紹介するのが『ソーシャルメディアプリズム SNSはなぜヒトを過激にするのか?』です。
これはSNSマーケターにとって、かなり面白い本だと思います。
ただし、今回紹介した本の中では少し読むのに体力がいります。図が多い本ではなく、学術的な内容も多いです。
でも、それでも読む価値があります。SNSが人にどんな影響を与えるのかを、かなり真剣に研究している本だからです。
よく、SNSでは自分と同じ価値観の情報ばかりがおすすめされるから、考え方が偏っていくと言われますよね。
たとえば、ある政治家が好きな人には、その政治家を好きな人の投稿ばかりが表示される。だから「世の中みんな同じ考えなんだ」と思って、どんどん偏っていく。
そう考えられがちです。
でも、この本では、実際は逆と書いてあります。
自分と同じ意見ばかりを見るから偏るのではなく、反対意見を見るから、かえって自分の考えに固執する。
たとえば、自分が好きな商品について、別の商品をすすめている投稿を見る。すると、「いや、自分が好きな商品のほうがいい」と反発したくなる。
政治的な意見でも同じです。自分が支持しているものに対して、否定的な意見を見ることで、逆に「やっぱり自分はこっちだ」と意固地になる。
つまり、SNSのおすすめ欄によって考えが偏るのは、単純に「同じ意見ばかり見せられるから」なのではありません。反対意見に触れることで、より強く自分の考えにしがみついてしまう構造があるんです。
これはSNS運用者にとって、とても重要な視点です。
SNSは、ただ情報を届ける場所ではありません。人の考え方や感情にも影響を与える場所です。
だからこそ、SNSマーケティングに関わる人には、SNSが人間にどう作用するのか、この本で学んでほしいと思っています。
まとめ
今回紹介した5冊は、それぞれ学べることが違います。
①『ネット炎上事例300』では、炎上リスクと対応の考え方が学べる
②『SNSマーケティング100の法則』では、SNSマーケティングの基礎体力がつく
③『ザ・ダークパターン』では、信頼を失う売り方を避ける視点が得られる
④『映像クリエイターのための完全独学マニュアル』では、ショート動画に活かせる映像技術が学べる
⑤『ソーシャルメディアプリズム』では、SNSが人の考え方に与える影響を理解できる
紹介した順に読むのがおすすめです。10年前は、ここまでSNS関連の本は多くありませんでした。でも最近は、面白い本が増えています。
今後も、SNSマーケティングに関するおすすめ本を紹介していきます。
以上、広報担当:MARIによるYouTubeまとめでした!
今回の動画では、SNS運用者やマーケターが視野を広げるために読んでおきたい5冊を紹介しました。
SNS運用を仕事にしている方、これから発信者として深みを出していきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
毎週金土日の19時にYouTube「赤髪のがみちゃんねる」を更新しています。
引き続き、よろしくお願いします。
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執筆:MARI / ライター

元LINEの企業広報。広報歴15年。IT企業や通販企業で社外・社内・SDGs推進と幅広く広報業務に携わり、管理職も経験。現在はフリーランスとして、企業や個人事業主の広報支援およびライティング業務を行う。
赤髪|プロフィール

SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年に、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」設立。累計生徒数は826名。
(なお、2025年末にて新規生徒受け入れを終了。赤髪による個別コンサル・サービスは完全終了しています)
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