SNS運用の依頼がきたら最初にやること|提案と納品のノウハウ【講座レポ②】

こんにちは!
SNS戦略家・赤髪の広報担当:MARIです。

3月26日、SNSマーケターやSNSを仕事にしたい方に向けて、「SNSスペシャリスト養成講座」を実施しました。

前回は「SNS運用職とは?」というテーマで仕事の全体像をお届けしました。

では実際に、仕事の依頼がきたら、何から始めればいいのでしょうか。

SNS運用の成果は、契約前の準備で決まると言っても過言ではありません。

今回の記事では、SNSマーケターとして13年の現場経験を持つ赤髪が講座内で解説した、提案書の作り方と納品の進め方をレポートします。

<この記事で分かること>
・SNS運用の依頼がきたときに最初にやるべきこと
・クライアントの信頼を得る提案書の作り方
・振り回されない納品の進め方

この記事は、2026年4月23日noteに投稿したものです。
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①SNS運用の依頼がきたらまず何をすべき?

赤髪:SNS運用の依頼がきたら、まずやるべきことはリサーチです。

契約してから何を投稿するか考えるのは遅いんです。最初の戦略が成果を左右します。

例えば、企業から「SNSをやりたい」「Instagramを始めたい」と相談を受けた場合、私が最初にやるのは徹底した事前調査です。

どんな発信をするべきか。どのSNSを選ぶべきか。

その方向性を決めるために、かなり細かくリサーチします。

国内の競合だけでなく、海外の事例も必ず調べます。
日本のSNSはまだ発展途上な部分もあるので、アメリカやヨーロッパの事例も含めて分析します。

具体的には、競合の次のようなポイントを見ています。

・どんな投稿をしているか
・フォロワー数はどれくらいか
・投稿頻度はどれくらいか
・発信の世界観やトンマナはどうか

こういった要素をすべて洗い出します。

また、たとえInstagramがメインでも、TikTokやnoteなど他のメディアの投稿も調べます。SNSはすべてコンテンツマーケティングなので、本質は同じです。コンテンツを通してファンを作り、信頼を得て、そこから商品やサービスを提供する。これはどのSNSでも共通しています。

②提案書には何を書く?

赤髪:提案書は、受注するための資料ではなく、戦略を共有するための設計図です。

前提として、事前リサーチで洗い出した内容をベースにします。
競合分析や市場の状況を踏まえた上で、クライアントのSNSを「どう伸ばすのか」その戦略を言語化していきます。

提案書に入れるのは、次のような内容です。

・どのSNSを使うのか(選定の理由)
・ターゲットは誰か
・どんなコンセプトで発信するのか
・どんな投稿をしていくのか(投稿アイデア)
・どのような導線で成果につなげるのか

ここまでを、具体的に落とし込みます。

契約後に戦略を考え始めると、方向性がぶれ、クライアントとの認識もズレてしまい、行き詰まります。だからこそ、提案書の精度が大切です。

SNS運用は、投稿を続ける仕事ではありません。
最初に戦略を決めて、それをもとに動かしていく仕事です。

③赤髪流・納品の仕方とは?

赤髪:半年分を一気に納品します。

一般的な運用代行は、契約後に投稿を作り始めたり、撮影をすることが多いですが、私は違います。契約後に2ヶ月ほど時間をもらって、その間に半年分の投稿をすべて作ります。

画像、ショート動画、キャプションまで、すべて揃えた状態でまとめて納品します。いわゆる運用ではなく、制作物の納品という考え方です。

なぜ半年分を一括納品するのか?

赤髪:クライアントは途中で方針を変えるからです。

SNS運用の仕事は、途中で「やっぱり方針を変えたい」と言われることが必ずあります。その都度対応していると、最初に決めた戦略が崩れて、何をやっているのか分からなくなります。

だからこそ、最初に戦略を固めて、その戦略に沿ったコンテンツを半年分まとめて作る。

途中で変えない前提で、一括納品します。

このやり方にすることで、リスクヘッジにもなります。途中で方針変更があった場合も、追加のコンサル費や修正費を請求する正当な根拠になります。

もう一つの大きな理由は、喜びのピークを作るためです。

毎週投稿を納品しても、大きな感動は生まれません。
一方で、数百枚にわたる納品物を印刷して持参すると、「自分のためにここまで準備してくれたのか」と満足度が一気に高まります。

その体験が、信頼につながります。

おわりに


今回は、「SNSスペシャリスト養成講座」レポート第2弾として、契約前のリサーチ、提案書での戦略設計、納品の進め方まで詳しく解説しました。

クライアントの期待値をコントロールし、信頼を盤石なものにするためには、契約前の徹底した事前準備が不可欠であることを学びました。

次回は、「営業しなくてもSNS運用の仕事が来る人がやっていること」をテーマに、赤髪が実践している良い仕事を獲得する秘訣をレポートします。お楽しみに!

以上、広報のMARIでした。

講師:赤髪

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SNS戦略家13年目。上場企業を含む1,500社以上のSNS運用を支援。 現在は、NYにある美術館のSNS運用を統括。
2022年より、SNSを活用した集客・ビジネス構築を学べる「SNS ACADEMY」主宰。累計生徒数は826名(2026年3月)。

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